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2010 · 02 · 26 (Fri) 16:37

◆『心の花嫁』レベッカ・ウィンターズ

◆『心の花嫁』レベッカ・ウィンターズ(ハーレクイン)
 ニッキーは突然の召喚状に驚いた。ずっとあこがれていた親友の兄ミゲルの離婚裁判の証人として呼ばれたのだ。ミゲルの妻が、ニッキーのことを夫の愛人と言っているという。そんなことは一度としてなかった。彼は私を妹のようにしか思っていない。本当の愛人だったならば、どんなにうれしかったか──。("Bride Of Heart" by Rebecca Winters,1994)

『大人の恋愛小説 DSハーレクインセレクション』の一編。「あなたにおすすめ本診断」ですすめられたので、最初に読んでみました。
 古い因習に凝り固まった困った親に勝手に結婚を決められたヒーローとその妻。彼はもちろんヒロインのことが好きで、妻にもずっと愛し合っている恋人がいる。冒頭から続く離婚裁判劇は、まさしく“劇”で、離婚をスムーズに親に納得させるための芝居だというのが後半になってわかるのですが──。
 読み終わった時は泣ける話でもあるし、「意外な事実が!」と盛り上がったのですが、少したったら、
「どうしてお互い好き合ってもいない大人同士が離婚のために結婚までする?」
 とはたと思ってしまいました(^^;)。だってー、結局ヒーローとその妻の家族はバラバラですよ。ヒロインを巻き込みたくなかった、とも言っていたけど、無理でしょ。無理なら、ちゃんとヒーローが腹をくくって自分の気持ちと状況を説明すべき。
 と言っても、やっぱりここまでする必要ってなかったんじゃないのかなあ。最初から、
「大人なんだから、結婚相手は自分で決める!」
 と親に宣言して、泥沼になろうと何だろうと説得するべきでしたよ。説得できなかったら駆け落ちでも何でもして強硬手段に出てよかったんじゃないのか。“家族の結束が固い”バスク人というふれこみですが、これでは親がまるでマフィアのようです(´д`;)。
 ものすごくややこしいトリックを使って殺人を犯す犯人に対して、
「そこまでして殺さなくても……(-ω-;)」
 と思う気分にとても似ているお話でした。まあ、それも結果が見えたからこそ言えることではありますが……。
 とはいえ読んでる時は切ないし、冒頭の裁判シーンは面白かったので、こんな感じで。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

Comments







非公開コメント

まあ、何という事でしょう(^^;ゞ

昨日DSが来たので、喜び勇んで読み始めたものの……こんな体験、ハーレ初かもしれません。
あとでレビュー書きます~。(^_^;)
2010-02-28-20:27

りらっくまま http://relackmama.blog.so-net.ne.jp/URL [ 返信 ]

変なお話ですよね(^^;)

 りらっくまま様
 私は最初気づかなかったので、傷は浅かったです(^^;)。
 あちらにもコメント書きますね。
2010-03-01-11:42

三原白 http://miharashiro.blog5.fc2.com/URL [ 返信 * 編集 ]