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2012 · 12 · 04 (Tue) 16:53

●『秘密の花嫁』ローズマリー・ロジャーズ

●『秘密の花嫁』ローズマリー・ロジャーズ(マグノリアロマンス)
 一代で財産を築いた商人ドブソンは、社交界での立場を手に入れるべく、娘タリアをアッシュコーム伯爵ガブリエルの弟と結婚させようとする。父の言いなりのまま結婚式に挑んだタリアだったが、当日花婿は姿を現さなかった。怒り狂ったドブソンは、伯爵に代わりに結婚しろと迫る。彼はその脅迫をのみ、妻となったタリアを田舎の領地に追いやってしまう。("Bride For A Night" by Rosemary Rogers, 2011)

 ツンデレヒーローが話題だったので、読みました(´∀`)。
 のっけからのヒロインのひどい扱われようと、ヒーローの言い訳全開のツンデレぶりがいい感じでしたが、物語は急展開。
 なんとひとりぼっちで領地をウロウロしていたヒロインは誘拐され、フランスへ連れていかれてしまうのです!
 妻を奪還するべく友人とフランスに乗り込む焦り気味のヒーロー、当然つかまったり何だり。夫を救うために尽力し勇気を賞賛されたりして自信を取り戻していくヒロイン。誘拐犯とその愛人の痴話喧嘩、逃げた弟の意外な正体──と活劇風味な展開になっていく。
 こういう話とは思わなかった。ツンデレヒーローが自己評価低いけどエロい身体の嫁に振り回される切ないお話だと思ったのに(´Д`;)……。
 それは私の単なる勘違いだから別にいいのです。それより、話のまとめ方というか、誘拐犯とか弟との決着のつけ方が中途半端な気がしてしまいました。
 一番気になったのは、社交界で忌み嫌われるくらいの存在だったヒロインの地位向上のための方法(当初の私の予想では、これがメインストーリーになると)。

「そんなうまくいかないだろう〜?(^^;)」

 しかも、けっこうラスト近くにちゃっちゃとやってしまい、やっつけ感漂うような……。
 もう少しこういう部分での爽快感が欲しかったな(´・ω・`)、とも思いました。ツンデレとしていいものを持っているヒーローだっただけに、惜しい。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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