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◆『シチリアでもう一度』サラ・モーガン

◆『シチリアでもう一度』サラ・モーガン(ハーレクイン)
 ローレルは、親友ダニエラの結婚式のためにシチリア島へ帰ってきた。出迎えたのは別居中の夫クリスチアーノだ。二年前、ローレルの流産をきっかけに二人は別居していた。夫と私は愛し合っているけれど、どうにも理解しあえないことがある。そう思って家を出たのだ。その気持ちは、今も変わっていなかった。("Once A Ferrara Wife…" by Sarah Morgan, 2011)

 あけましておめでとうございます。
 今年も当ブログをよろしくお願いいたします。ロマンス本の感想だけでなく、ロマンス映画もがんばりたいです(´∀`)。



 さて、2013年の感想初めはサラ・モーガン。
 無神経なヒーローと人をなかなか信用できないヒロインとの攻防戦。
 ヒーロー、思いやりがないわけじゃないんだけど、想像力が足りないというか、すぐに忘れるタイプ。エネルギッシュで仕事大好き、というのはヒロインもわかっているから気を遣う。すると、それに慣れて図に乗ってしまう。
 まあ、よくいるタイプではある。釣った魚にエサをやらない、あるいは見当違いのエサばかりってことか。ダイヤあげてもヒロインが全然喜ばないことを知らない。
 彼女はつらい幼少時代のせいで、人を信用するのが怖いんだけど、ヒーローのことは信じていた。けど、頼ることは極力避けてた。なのにたった一度だけ「帰ってきて」と頼んだ時、仕事を理由に断られ、心身ともに傷を負ってしまう。
「俺を信じろ!」と言われたら確実に死亡フラグ、という『24』ジャック・バウアーのようなヒーロー(´д`;)。後半、自分の軽い気持ちから取り返しのつかない状況に追い込まれていることにようやく気づいて、真っ青になる。
 遅いんだよ(゚Д゚)!
 半分過ぎまで、

「え〜俺、なんか悪いことした〜?(゚∀。)」

 みたいな態度だったから、「頭悪いなこいつ(-"-;)」と思ってた。
 わかってからのしょぼくれようはなかなかよかったけど、実はどっちもどっちなんだよね。ヒロインだって自分の話をちゃんとしていなかったんだから。ヒーローが察するよう望んでもそりゃあ無理です。
 夫婦のコミュニケーション不足を再会を機に改めていく話です。やっぱり結婚生活には信頼関係は大切。
 でもさあ、ロマンスだからハッピーエンドだけど、無神経な人ってなかなか直らないんだよね(´・ω・`)。そういう性格改善でさえ「挑戦だ!( ゚Д゚)」と思うのがヒーローなのかもしれないけど、多分ヒロインがちょっと鈍感になったからうまくいったんじゃないのかな? そのくらいがいいよ、こういう人にはさ(´∀`;)。

 それにしても、シチリア島にはどれだけハーレのヒーローが住んでいるのだろう、と最近思うことしきりです。
(★★★☆)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★★☆

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ストレス解消!

 コメントありがとうございます!
 くたびれた時のハーレクイン、というのは、至言ですね。ハッピーエンドは女性の疲れた心を癒し、アホヒーローに怒ることで活力を取り戻す(?)──と私は思っています(^^;)。
 拙ブログを気に入っていただいて、とてもうれしいです。これからもストレス解消にどうぞご利用くださいませ!ヽ(´∀`)ノ

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Re: タイトルなし

 いえいえ、こちらこそありがとうございます。
 ご近所の古本屋さん、うらやましい……。私は都内を漂流しております〜……。
 最近はついに、一度シチリアへ行ってみたいと思うようになりました。

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ごめんなさい&ありがとうございます

 わー、気づくのが遅れて申し訳ありません。コメントありがとうございます!
 そうか、『ゴッドファーザー』! あれはシチリアで結婚してたりしてましたよね。見直してみます。

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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
    くわしい注意書きは→コチラ
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