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□『プロメテウス』

『プロメテウス』"Prometheus" 2012(Blu-ray)
 考古学者のエリザベスは世界各地で発見された壁画を元に、人類の起源の仮設を立てる。それに賛同したウェイランド社が資金を出し、宇宙船プロメテウス号は地球を旅立つ。2093年、ある惑星についたエリザベスたちは巨大な建造物を発見し、内部の探索を始める。(監督:リドリー・スコット 出演:ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン、ガイ・ピアース他)



 この作品を見ると、絶対に『エイリアン』を見たくなる(先に見直すの忘れてた)。
 それくらいのヘッポコ感(´ω`;)。

「確かめるのも気が遠くなるような考古学者の仮説を、超大金持ちのじいさんが信じこんで、乗組員がみんな死んじゃいました」

 って話なのでね(端折り過ぎか(´∀`;))。
 仮説というのは、ある宇宙人(“エンジニア”と呼んでいる)が地球へやってきて人類を作ったというもの。壁画から星図が発見され、そこへ行くための資金を超大金持ちの会社社長がドーンと出しちゃうのです。

「人類を作ったのなら、救うこともできるはず」

 ……そういう仮説というか、「当然そうだよね♪」という思い込みから不死を望んだじいさん、プロメテウスに乗ってやがんの(^^;)。
 結論としては、

「お金がありすぎると、人間おかしくなる」

 ということにしかならないんだけど……何それっ!? これは何の映画なの?
 仮説を立てたヒロインの活躍ぶりがまたトンデモなので(すごく丈夫な女だと思ったけど(-_-;))、

「全部この人のせいなんじゃないか」

 と思いたくなるけど、みんな欲望や研究や職務には忠実だけど、悪い人はある意味いなくてね……。まあ、2ちゃんの書き込みを本気にしたら(たとえばこんなのとか)、大変なことになったってくらいにしか感じられないのが一番の問題かもしれない。
 強いて悪いと言うなら、デイヴィッドというエイリアンシリーズでおなじみのアンドロイドかな(ビショップが好きだった〜)。「触るな」と言われたものに限って触るとか──猫かKYな芸人か(´ω`;)。
 でも、これを作ったのも、金持ちのじいさんだからな。
 そうなるとやっぱり「お金が悪い」ってところに落ち着くという……。
『エイリアン』は宇宙船の中だけで「密室の恐怖」を描いていたけど、この作品では、

「おいおい、目の前の建造物しか調べないのかよ、惑星もっと広いぜ(-_-;)」

 というせせこましさが目立ってしまう。せせこましさだったら宇宙船の中だけの方が圧倒的なはずなんだけど……脚本の力なのかなあ。
 とにかく緊張感のないヘッポコ宇宙探検であった。エイリアン……エイリアンの映画だったよね、これ……。

 ところで、期せずしてマイケル・ファスベンダーの映画が続いていました。
 デイヴィッド役が彼だったのです。実は途中までわからなかった。
『ジェーン・エア』のロチェスターとも『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマグニートーとも違って見えた。最初のところでデイヴィッドは『アラビアのロレンス』を見ていて、ピーター・オトゥールみたいな髪型にしていたりして。それでちょっと刷り込まれちゃったのかも。
 なんかもったいないなあ〜(´・ω・`)。
 それから、字幕にしても吹替にしても地雷な……ゲフンゲフン(´д`;)。
(★★)
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
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