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2013 · 02 · 01 (Fri) 21:57

◆『素顔を隠して』ダイアナ・パーマー

◆『素顔を隠して』ダイアナ・パーマー(ハーレクイン)
 多国籍企業テニソン社の副社長メレディスは、ある会社の持つ採掘権を手に入れようとしていた。その会社の社長は、かつて彼女の恋人だったサイ・ハーデン。彼の母親から疎まれたメレディスは、画策にはまり身重の身体で町を追い出された。サイは彼女ではなく母親の嘘を信じたのだ。大叔母の遺品を整理するため、町へ戻らなくてはならない。だが本当の目的は彼ら母子への復讐だった。("True Colors" by Diana Palmer, 1991)

 長いので、ダイアナ作品でお約束のヒーロー暴言が三作分くらい入っている感じ……orz
 それもこれも、ヒーローにまったく学習能力がないからだ。
 冷静な時には殊勝なこと考えてるくせに、頭に血がのぼるとコロッと元に戻る。
 仏の顔も三度までって言うだろっ(゚Д゚)ゴルァ!!
 まあ、ヒロインも学習能力ないかもしれない……。こんなアホを何度も許して何度も泣く羽目になってるから。
 同じやりとりのくり返しに、ちょっとお腹いっぱいになってしまいました。
 後半はそうでもないけど、半分くらいまでヒーローがマザコンぽかった。ヒーロー母、ものすごく後悔しているので、当時は更年期障害とかでおかしくなっていたと思いたい。思いたいけど、普通ああいう性格があああっさり直るとは考えられない……。
 ていうか、母親におとしめられて、ヒーローにはあんなひどいこと言われて、私だったら絶対、

「もうあんな奴らには近寄らない!ヽ(`д´#)ノ」

 と思うし、復讐とかも考えない。考えたくない。
 優しいお金持ちの旦那と子供がいれば充分満足すると思うけどなあ……。やっぱり旦那が死んで、ヒロインもおかしくなったのかなあ(´・ω・`)。
 ヒーローのことなんかさっさと忘れて、もっとウフフアハハ暮らしていたら、旦那も死ななかったかもしれないよね……。
 ──まあ、そんなふうに不満があふれ出ようと、読ませる力はある作品であった。このどうしようもなく物憶えの悪いヒーローがいつコテンパンにされるんだろう! と思って読まされてしまうんだよね。
 そしていつもそんなにコテンパンにならないまま終わるから、

「次こそ!」

 と思ってダイアナをまた読んじゃう。
 かっぱえびせん並の後引き感をオマケしないわけにはいかんか(´-ω-`)……。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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