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2009 · 03 · 15 (Sun) 09:48

●『いつもふたりきりで』リンゼイ・サンズ

●『いつもふたりきりで』リンゼイ・サンズ(二見文庫)
 貴族の娘クラリッサは、極度の近視なのに、意地悪な継母にメガネを取り上げられてしまう。社交界デビューしても何もできず退屈していると、戦争で醜い傷を負った伯爵エイドリアンにダンスを誘われる。彼は自分の傷が見えない彼女の率直な物言いに、久しぶりの笑みを浮かべる。

 最初から最後まで、二人がいちゃいちゃしているお話でした。いや、いいんだけどね(´∀`;)。
 こういうささいなことからのすれ違いでやきもきするお話というのは、基本的に大好きなんだけど、コメディ要素が高いせいか、それほど切ない雰囲気にならず。すれ違う理由に切実さが足りないせいかな? 「バレたら大変!」みたいな危機感がないよね。気にしつつもしっかりいちゃこらしてるから、周囲は誰も心配してなさそう。
 ヒロインの命が狙われているかも、というエピソードも、ゆるい。犯人や意地悪な継母をヒロイン、簡単に許しすぎ。ていうか、相手も簡単に心入れ替えすぎ。『青い城』の影響もあるのか、そのゆるすぎる解決は気になった。
 まあでも、単なるいちゃいちゃは嫌いではありません。
(★★★)
[Tag] * ヒストリカル * 二見文庫 * ★★★

最終更新日 : -0001-11-30

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