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2013 · 03 · 12 (Tue) 19:45

□『アルゴ』

『アルゴ』"Argo" 2012(Blu-ray)
 1979年11月4日、イラン革命の真っ只中で起こったアメリカ大使館人質事件。職員のうち6人はカナダ大使邸へ逃れたが、脱出の手立てはなく、見つかるのも時間の問題と思われていた。救出のプロであるCIAのトニー・メンデスはハリウッドの友人に協力を仰ぎ、ニセのSF映画『アルゴ』のロケハンスタッフとして彼らを出国させる作戦を立てる。(監督、主演:ベン・アフレック 出演:ブライアン・クランストン、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン他)

 やっと見たよー、『アルゴ』!
 実話を元にしたストーリーです。今年のアカデミー賞作品賞他受賞作。
 イランのアメリカ大使館人質事件はリアルタイムで知っていますが、この脱出作戦──「カナダの策謀」についてはまったく記憶がない。
 マンガのような作戦、と思ったけど、これはほとんど苦し紛れに出てきたものらしい。映像で見るととてもシリアスで、緊張感あふれる映画であった。でも、政治的な題材であるのに、最後まで、そして細部まで楽しめました。重い題材を、軽いというわけではないけれども、エンタテインメントとして見せてくれる。
 ベン・アフレックの監督作品は多分見たことない……。出演作品もあんまり。でも、ストーリーのバランスもいいし、クライマックスでのイランとCIA本部とハリウッドが交錯するシーンには、何だか久しぶりに「ドキドキ感」というものを味わいました。
 地味に進めようとしていたのに、あれよあれよという間に大げさになっていき、それをけっこう楽しんでいるジョン・グッドマンとアラン・アーキンのハリウッド組がいい味出してる。アラン・アーキン、あんなにおじいちゃんになっちゃったのか……。「誰だろう、これ」と思ったら。orz

 映画として楽しめたのはいいんだけど、こういう題材はいろいろ考えてしまうよね(´・ω・`)……。
 面白く見ていても、頭のどこかに冷めている部分というか、裏を読もうとする部分が絶対にある。うーん、冷めているというより、単なるクセだね。それも含めて映画や小説を読んでいるって感じかな。
 あんまり深読みできてしまうものは、いくら面白くても、疲れている時にはしんどい。だから、それをあまりしなくてすむハーレは楽なんだよねー。
 ハーレでも深読みはするけど、政治的背景や作者の意図なんかではなく男女間の機微なので、無責任に言いっぱなしでもかまわないからさー。友だちとうわさ話しているようなストレス解消にもなる。
『アルゴ』は重からず軽からず。裏を読み始めるとキリがないので思考は停止するしね(裏読めるほど知識もないしねっ(・ω<)テヘペロ)。
(★★★★)
[Tag] * ★★★★

最終更新日 : -0001-11-30

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