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2013 · 04 · 30 (Tue) 14:56

◆『ラブソングをあなたに』ジェニファー・アシュリー

◆『ラブソングをあなたに』ジェニファー・アシュリー(二見文庫)
 サンディエゴのラジオDJブレンダは、大みそかに恋人から別れを告げられた。そして元日の朝、目を覚ますと隣には見知らぬイケメンが──。自分がそんなことできるとも思っていなかった彼女は、その日から今までとは違う「セクシーなブレンダ」を目指して美しいランジェリーを買い漁るようになる。そしてついに“見知らぬイケメン”ニックとも再会。しかし彼はライバル局の看板DJだった。("Confessions Of A Lingerie Addict" by Jennifer Ashley, 2005)

 長かった……。なかなか読み終わらなかった。
 最初の方は一人称もそれほど気にならず、けっこう楽しく読んでいたのですが、半分過ぎたらヒロインが何度も同じことをくり返しているのに気づいて、ちょっとうんざりしてしまった……。ここら辺は一人称だと余計つらい。
 ロマンスというより、普通の恋愛小説だね……。ヒロインもヒーローも真面目に働いているから、お金はほどほどある。現実離れしたスペックはなし。
 ヒロインは魅力的ではあるけど、自信がない上にモラハラな元彼のせいで萎縮している、ちょっとめんどくさい女子。ヒーローはすごくいい人なので、彼女のめんどくささに歩み寄ろうとするんだけど、嫉妬や不満からなかなか寛大になりきれない。そういう意味でもほんとに普通。
 つまり、ヒロインが主に恋愛を通して少しずつ自分の殻を破っていくお話です。その他、離婚して帰ってきた兄、若い恋人と一緒に住み始めた母、理不尽な上司や謎なルームメイトなど、いろいろなことが描かれ、それにも心を砕いたり振り回されるヒロイン。
 後味はいいんだよね……。最後はけっこう泣けたし。丁寧な作品でもあると思う。
 けどやっばり、一人称のロマンスは苦手だ……。読んでる方としても、やっぱりヒーローの視点が欲しいと思うし、長い作品なら別の視点で息抜きっぽい箇所を作ってほしいんだよね──というのは、私のわがままですけど(´・ω・`)。
 しかもつまらないわけではないという……よくわからない感じで読み終わってしまった。
 ちょっとめんどくさい女子がジタバタする物語が好き、という人なら、きっと気に入る──はず。
 あと、私はラジオ大好きです。テレビはほとんど見ないけど、ラジオはいつも聞いてる。
 アメリカのFMってよくわからないし、私はAMばっか聞いてるんだけど、アメリカのラジオはリスナーが電話出演するのが普通なの? パカパカ行進曲みたいに?
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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