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2013 · 07 · 06 (Sat) 13:56

◆『闇のエンジェル』リン・グレアム

◆『闇のエンジェル』リン・グレアム(ハーレクイン)
 トップモデルのケルダは、母親から昔別れたトマソと再婚したいと言われる。ケルダは反発するが、その原因はトマソの息子アンジェロにあった。彼から18歳の時にひどく傷つけられ、以来避けているのだ。そして今回も、アンジェロは再婚に反対するケルダを責める。("Angel Of Darkness" by Lynne Graham, 1994)

『ハーレクイン・プレゼンツ 作家シリーズ別冊 灼熱の再会』の一編。もう一編の『砂漠の花嫁』は以前読んでいます。
 なんだか登場人物がみんなめんどくさい人だった。ヒロインは子供っぽいアホの子で、ヒーローは思い込みと嫉妬が激しい。それだけでも充分めんどくさいのに、天然デモデモダッテのヒロイン母と優しいけどいまいち気がきかないヒーロー父が状況を引っかき回す。
 ここまでめんどくさいと、もはやロマンスというより2ちゃんの家庭板案件。あるいは発言小町でのこんな質問とか。

「妊娠しました。相手は元義兄で、とても横暴で女遊びの激しい人です。私は彼を愛しているかもしれませんが、好きではありません。でも、私の母と彼の父(二人は結婚しています)は私に『結婚しろ』と言い、彼からもしつこくプロポーズされています。どうしても結婚したくないので、私は『妊娠しているのはあなたの子供ではない』と言ってしまいました。どうしたらいいでしょうか?」

 知らんがな(゚Д゚)。
 としか言えないような相談だ。
 でもさ、一番の元凶はヒロインの母親なんだよね。ヒロインをこういう大人になりきれない子に育てたのも彼女だし。だいたい、いろいろ隠し事をしたり、思春期の多感な頃に配慮の足りないことをやってしまったりと、娘に輪をかけたアホの子ぶり。そして、それをちゃんとフォローできない夫(ヒーロー父)。それらのしわ寄せが、全部ヒーローにかかってきて、何年もキリキリ舞いさせられた、というところだろうか。
 だからといって「気の毒だ」とは思わなかったんですけどね(´ω`)。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

Comments







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初めまして。私も本が好きです。特にスティーヴン・キングとディーン・クーンツが好きですね。

スティーヴン・キングは性的な表現が多いので、どちらかと言うとディーン・クーンツの方が好きですね。

特に「ウォッチャーズ」、「心の昏き川」、「奇妙な道」、「チェイス」が一番好きですね。

ディーン・クーンツの作品の場合、主人公の境遇が私とかなり似ているのでとても共感してしまいます。
2013-07-08-20:46

ゴキブリラーメン URL [ 返信 ]

ありがとうございます

 はじめまして。コメントありがとうございます。

 私はどちらかといえばキング派なのですが、最近はキングもクーンツもそんなには読んでいません……。読みたいとは思っているのですが。
 でも、『ウォッチャーズ』は私も大好きです(^^)。
2013-07-09-08:00

三原白 http://miharashiro.blog5.fc2.com/URL [ 返信 * 編集 ]