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2013 · 07 · 11 (Thu) 08:49

◆『砂漠の花に焦がれて』アイリス・ジョハンセン

◆『砂漠の花に焦がれて』アイリス・ジョハンセン(二見文庫)
 砂漠の国セディカーンで砂嵐に巻き込まれた新人女優のビリーは、黒馬に乗った男性デイヴィッドに助けられる。すすめられるまま彼の住む館へ行くと、そこはセディカーンの元シークの宮殿で、しかも元シークからスパイ疑惑をかけられてしまう。デイヴィッドはこの国にとってとても大切な愛すべき人らしいが──。("Touch The Horizon" by Iris Johansen, 1984)
・〈セディカーン〉シリーズ

『あの虹を見た日から』の続きのお話とのこと。『波間のエメラルド』『ふるえる砂漠の夜に』とも関連あり。
『ふるえる砂漠の夜に』が手元にあればよかったかなあ。それに今作のヒーローのこともきっと書いてあったんだろうけど、全然憶えていない。それをいうなら、『あの虹を見た日から』に書かれている今作ヒロインのことも憶えていない……orz
 だいたい、本当の関連作(前作?)はまだ翻訳されてないらしいけど。
 ヒーローの過去が謎めいているんだけど、今作だけだとちょっとぼんやりしているような……。なかなか壮絶な体験をサラリと説明しちゃうので。
 お話自体も、そういう過去のある人が、やっと幸せになる、という感じだったので、やはり今作だけでは弱い気がします。非常に単純 ゲフゲフ、シンプルだし。
 ただ前作から読むと「よかったよかった(´Д`*)」とホッとできるのかも。作者がきっと「この子を幸せにしてあげたい!」と思って書いたんじゃないかなあ。
 つまらないわけではなく、安定した読み口なのですが、いろいろ残念なところがあり、評価に迷う作品ですな(´・ω・`)。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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