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□『エリジウム』

『エリジウム』"Elysium" 2013(9/20公開)
 2154年──環境汚染が進みスラム化した地球では貧困層が暮らし、富裕層は「エリジウム」というスペースコロニーで生活していた。エリジウムでは医療が高度に発展しており、医療ポッドに入るだけでどんな病気も怪我の修復も可能だ。地球に住むマックスは、工場での事故で多量の放射線を浴び、あと5日の生命と宣告される。彼はエリジウムでの治療を賭け、ある要人から脳のデータを盗み出す。だがそのデータは、地球とエリジウムの未来を左右する重大なものだった。(監督:ニール・ブロムガンプ 出演:マット・デイモン、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリー他)
※映画『第9地区』のネタバレも含まれます。



『第9地区』でデビューしたニール・ブロムガンプ監督の新作です。IMAXの2Dで見ました。
 あー、大きい画面で見るのはやっぱりいいわぁ(´д`*)〜、と思いつつ、激しいアクションシーンでは何をやっているのかわからなくなったりもした。
 でも、冒頭で密航しようとした宇宙艇がエリジウム──コロニーに入っていくシーンでは思わず、

ガンダムだ!( ゚д゚)」

 と叫びそうになった。
 テーマは『第9地区』とほぼ同じです。前作は「地球人対宇宙人」。今作は「貧困層対富裕層」。かけ離れた二つの世界の橋渡しをせざるを得なくなる主人公の話です。
 マット・デイモンやジョディ・フォスターといったハリウッドスターが出演し、映像へのお金のかけ方も『第9地区』とは格段にスケールアップしていますが、私は主人公の造形が気になった。いや、悪い意味ではなく。
 マット・デイモン扮するマックスは、のちのち「ヒーロー」と言われるかもしれないけど、実際はかなりのDQNです。『第9地区』の主人公ヴィカスも違う意味でクズい奴。そういう人間が何かに気づいたわけでもなく、なりゆきで英雄的な道筋を選ぶしかなくなるというストーリーは面白い。あれよあれよという間に、

「何!? どういうこと!? 俺、ここでこれを選ばないといけないわけ!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」

 状況についていけない中、つい空気を読んでしまう、という──ある種の妙なリアリティがある。

「別に、こうしたかったわけじゃないんだけど(´・ω・`)……」

 と思いながらも、流されてしまう。本当の外道ならば、他の道を瞬時に選ぶんだろうけど、そこまで悪くないんだよね。
 そういう「普通の人」の描き方に惹かれました。ただ二作とも同じだったから、次は別のキャラにしてください(´ω`;)。
 ツッコミどころや謎なところもいっぱいあるのですが、IMAXはやっぱり楽しいので、ちょっとオマケ。

 それにしても日本の映画界もいいかげん、「才能ある人にお金を使ってもらうことが、一番得だ」と考えてはくれまいか……。
(★★★★)
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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