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2013 · 10 · 30 (Wed) 16:38

◆『恋はあまりにも突然に』スーザン・ドノヴァン

◆『恋はあまりにも突然に』スーザン・ドノヴァン(二見文庫)
 美容師のサマンサは、三人の子を抱えたシングルマザー。働き者だが、子供のこと、家賃のこと、養育費を払わない元夫のことなど悩みが尽きない。そんな彼女に、ある極秘の仕事が持ちかけられる。それは、プレイボーイとしての悪評を払拭したい上院議員候補ジャックのため、偽の婚約者を演じるというものだった。("The Kept Woman" by Susan Donovan, 2006)

 仕事が忙しい中、再読したけど感想書く時間がなかった。やっと書ける〜、うれしい〜。・゚・(ノД`)・゚・。
 最近、コンテンポラリーでこういうラブコメって読んでないなー、と思いました。ベタな設定だけど、明るくて楽しい。
 ヒロインとヒーロー、ベタですから、偽の婚約者同士と言いながら、好きになってしまうわけです。
 こういう政治戦略というか、イメージ戦略はみんなやっているというか、公然の秘密みたいなもんなんでしょうけど、そこら辺にちょっとモヤモヤした。昔のヒーローの言動がクズそのものっていうのもまたね……。まあ、私自身、今は仕事仕事で荒んでいるから、そこらは差っ引いて読まないといけないか、と思いましたけどね(´・ω・`)……。
 でも、ロマンスとしてはこういう状況でなければ出会わなかった二人ということになる。
 キャラの描き方がとてもいいです。特にヒロインのに限らず、子供たち。母の苦労をちゃんと見ているいい子たち。でも一番面白いのは、何も考えてない末っ子のダコタ。
 これを読んで「ダコタ」という名前は、いわゆるキラキラネームであると知りました。

「有名人ってものは、自分たちの子どもに果物だろうが野菜だろうが、平気で変わった名前をつける」

 とヒーローが言ってましたが、「ダコタ」って女の子にも男の子にもついているよね。日本でいえばどんな名前になるんだろう。地名ってこと? 千葉ちゃんとか?
 他にも二人というか、ヒーロー側の策略を明かそうとするニュースキャスター(ヒーローの元カノ)がおかしかった。ことごとく裏目に出て、最後の方はちょっとかわいそうに思えてきた。歯痛をほっとける根性があるなら、それを別に活かせ。
 大人のロマンスだけど、カラッと軽くて読後感もいいです。荒んでいる時には最適でした(´・ω・`)。
(★★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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