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□『キャリー』(2013年版)

『キャリー』"Carrie" 2013(11/8公開)
 念動力(テレキネシス)の持ち主でいじめられっ子の高校生キャリーは、ある日の体育授業後、シャワー中に初潮を迎えた。性に対する知識を狂信的な母から遮断されていたため、パニックに陥った彼女をクラスメートたちは囃し立てる。体育教師デジャルダンはキャリーをいじめた生徒たちに罰を与え、それを拒否したクリスにプロム参加を禁じる。逆恨みした彼女は、ある復讐を画策する。一方、反省したスーは罪滅ぼしのため、自分のBFトミーに「キャリーをプロムに誘ってくれ」と頼む。(監督:キンバリー・ピアース 出演:クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア、ジュディ・グリア、ガブリエラ・ワイルド他)



 あらすじ、前記事の1976年版とまったく同じですけど、仕方ない。
 だって、ほとんど内容同じだから( ゚Д゚)!
 びっくりするほどそっくり。設定を現代にして、ちょっと話をわかりやすくしただけ。特筆すべき違いは、オープニングは母親がキャリーを産むところとか、いじめっ子がスマホでキャリーがパニクってる動画撮ってネットに流しちゃうとか、トミーがイケメンではないとか(´д`;)。
 まあ、トミー役の人は今流行りの顔なんだろうな、と思ったりしますけど。フットボールの選手じゃなくて、ラクロスの選手だったりね。これも流行りなの?
 それだけブライアン・デ・パルマ監督の『キャリー』は出来がよかったってことなんでしょう。でもこれじゃ、デ・パルマ映画のリメイクで、スティーヴン・キングの『キャリー』の再映画化とは言えないんじゃないの? 原作と比べられないのがくやしい。やっぱり再読すべきか!?
 古いのを先に見ないで、あとにしとけばよかったかな(´・ω・`)、とちょっと思ってしまった。
 そうは言っても、今作と旧作には実は大きな違いがある。
 一つは、今作はクロエ・グレース・モレッツの「アイドル映画」であるということ。
 日本でいえば、『伊豆の踊子』(古い)とか『時をかける少女』みたいな作品──なんじゃないかなあって。若い女優はこれから必ず『キャリー』演るよ! みたいな。……いや、わかんないけどね(^^;)。
 今回、最初に出てきたクロエはスク水姿でした。バレーじゃなくて、水球やってた! 水泳帽かぶってる顔が、きゃりーぱみゅぱみゅみたいだった。そして、けっこうむっちりしてました。普通にかわいくて、あんまりいじめられっ子に見えなかったな……。
 だから、アイドル映画だというのです。そういうところも含めてね。シシー・スペイセクのキャリーと比べるのは野暮というものなんでしょうが、そうは言ってもねえ……。でも、クロエのファンなら見るべき。
 そしてもう一つは、『スクリーム』などの系譜を汲む「ティーンズ・ホラー映画」であるということ。続編を作るスキを意図的に入れていた感じだったな。
 なぜ今これをリメイクしたのか? という疑問があったのですが、今アメリカではこの年代の人たちがあまり映画見ないからですかね……?
 あとちょっと笑ってしまったのは、みんなが誤解していた「キャリーの墓」がちゃんと出てきたことだ( ゚Д゚)!
(★★★☆)
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
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