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2013 · 12 · 28 (Sat) 16:01

□『ゼロ・グラビティ』

『ゼロ・グラビティ』"Gravity" 2013(12/13公開)
 無重力の宇宙空間。メディカル・エンジニアであるライアン・ストーン博士は、ベテラン宇宙飛行士コワルスキーの指揮のもと、船外活動を行っていた。そこへロシアの衛星爆破の影響で、宇宙ゴミがスペースシャトルに向かって拡散し始めた。宇宙ゴミはシャトルに衝突し、ライアンとコワルスキーは宇宙空間に放り出される。(監督:アルフォンソ・キュアロン 出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー)

 話題の映画を、IMAX3Dで見てきました。
 しかし、実は私は3Dがちゃんと見られないのですよね(´・ω・`)。だから、IMAXでは見たかったけど、ほんとは2Dがよかった、というのは余談。一番近いIMAXの映画館は3Dしかやってなかったので、飛び出さなかったけど見ましたよー。
 評判通りの面白さです。登場人物は実質二人だけ(あとは声のみ)。物語も宇宙での不慮の事故を切り抜けて生還する、という超シンプルなもの。あとは何もありません。でも、充分面白い。3Dでも2Dでも、ぜひIMAXでご覧ください。IMAX最高!
 宇宙空間に投げ出されたライアン(って名前だけど女性)はパニックになり、どんどん酸素を消費してしまう。それだけでもう「うぎゃあぁ〜!(´Д`;)」ですよ。宇宙怖い……。絶対行かないっ、と思った。(行けないけどっ)
 SF映画というより、パニック映画なのです。実際の宇宙空間とかなり似ているらしいし、宇宙ゴミがあのような事故を起こす可能性は大きいと言う。
 ライアンがたった一人でなんとか地球に帰還しようと奮闘しているのを見ているだけで手に汗握るのですが(上映時間91分が、実際の出来事の経過時間)、一番印象に残ったのは、ライアンの孤独感。
 宇宙飛行士になるというのは、人としてめったにないことだし、実際に名誉なことなんだろうけど、最初の方の彼女にはそういう意志がないように見えた。彼女には幼い娘を亡くすというつらい過去がある。娘が亡くなってから、おそらく生きることに大して関心が持てなくなって、宇宙飛行士になったのも「忙しくて何か考えるヒマがなさそう」というだけなんじゃないか、と思ったりしました。
 サンドラ・ブロックは私と同世代の人なんだけど、こんな形で娘を亡くし、こんなふうに死を意識したとしたら、きっと同じふうに考えてしまうだろう、ととても切なくなった。
 その時の彼女を死から引き戻すものがまたね(´・ω・`)……。
 面白そうとは思ったけど、心揺さぶられるとは思わなかったのよね……。
 日本でのタイトルは『ゼロ・グラビティ』ですが、原題は『Gravity』。最後に出るところには、ちゃんと意味があったのね。(って、パンフの解説の受け売りですが)
(★★★★)
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最終更新日 : -0001-11-30

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