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2014 · 01 · 05 (Sun) 15:57

□『ホワイトハウス・ダウン』

『ホワイトハウス・ダウン』"White House Down" 2013(Blu-ray)
 シークレットサービスを目指す議会警察官のジョン・ケイルが政治マニアの娘エミリーをホワイトハウス見学に連れてきたその日、ハウスはテロリストによって占拠された。ケイルは大統領を救出し、外へ避難させようとするが、エミリーが人質として捕まってしまう。(監督:ローランド・エメリッヒ 出演:チャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス、マギー・ギレンホール、ジェームズ・ウッズ他)

 わはは、『ダイ・ハード』そっくり!(´∀`)
 それがまた、

「『ダイ・ハード』みたいだけど違うもんっ(;`ω´)」

 と言い張っているんじゃなくて、

「あ、すいません、『ダイ・ハード』です(・∀・)」

 と堂々と言っている感じ。だって主人公の名前が「ジョン」だし、演じている俳優の雰囲気が若い頃のブルース・ウィリスに似ているし、汚いランニングで行動するし。(さすがに裸足ではない)
 彼はなかなか会えない娘(11歳)と連携して行動するんだけど、実は『ダイ・ハード』の原作ってビルに人質にとられているのは奥さんではなく娘なんだよね。これは多分偶然だろうけど。歳もだいぶ違うし。
 娘がスマホで犯人たちの顔を撮影してYouTubeにアップしちゃったりするのが今時。なかなか度胸のある子なんだけど、どうして欧米の人ってアカウントのアイコンを顔写真にしちゃうんだろうね(^^;)。日本人だったらあそこでバレる確率は低いよな、と思ったり。
 私は、ホワイトハウスを舞台にした同時期のもう一つの映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』は見てないんだけど、家族は見ていました。

「どっちが面白いの?(゚д゚)」

 とざっくり訊いてみたら、なんだか微妙ではっきりしない返事だったので、こっちもあとで見てみます(いつ見れんだ!?)。話は同じらしいんだけどね(´ω`;)。
 評価としてはね……私、ローランド・エメリッヒ、けっこう好きなのよね。一番好きなのは、監督作品じゃない(製作総指揮)けど、『スパイダー・パニック!』『インデペンデンス・デイ』も好きです。
 彼の作品は、アクションにしろ、視覚効果の見せ場にしろ、笑いにしろ、ツボははずさない。B級映画っぽくないけど、見心地はB級映画並みに軽く明るく楽しい。ウェルメイドなバカ映画を撮れる人──職人っぽいよね。そういう点でちと甘くなる。
 この映画はあまりヒットしなかったみたいだけど(´・ω・`)、お休みの日などに「中身なんにもねえな!(´∀`)」と笑ってすぐに忘れちゃえる映画がご所望なら、おすすめします。
(★★★★)
[Tag] * ★★★★

最終更新日 : -0001-11-30

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