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◆『十七歳の花嫁』リン・グレアム

◆『十七歳の花嫁』リン・グレアム(ハーレクイン)
 リーは17歳の時にニックと出会った。ひとめ惚れをした彼女は、ほどなく彼と結婚したが、それから5年間、彼はリーと生活をともにしようとしない。彼は愛人と出かけ、自分は家でひとりぼっち。父のためと我慢していたけれど、その父も亡くなり、好きな人もできた。ニックもきっと、離婚を望んでいるはずだ──。("The Unfaithful Wife" by Lynne Graham, 1995)



 面白かったけど、なんか惜しい……。
 それは、ヒロインが全然成長しないから。17歳のまま、時が止まっているんだよね。5年も我慢するって、ぼんやりしすぎだろ、と思うよ(´д`;)。
 いや、本人の言い訳というか、理由に納得できないわけじゃない。父親(実は恐喝で儲けていたクズ。結婚もヒーローを脅してさせた。ヒロインは知らず)に愛されることを望んで生きてきた女の子としては、「自分さえ黙っていれば(´・ω・`)」と思うのは無理ない。
 ヒロインのぼんやり度を表すための「5年間」なら成功だし、5年、いやつまり22年間の父親からの洗脳を解くためには、これくらいの枚数ほとんど全部使うのは必要であろうと思うよ。思うけど、あんまりにも子供で、堂々巡りをしすぎる。
 あとヒーローも、もうちょっと動こうよ。まあ、本人にも問題や恐喝のネタになったことなどあるから、視野が狭くなっているのはわかるけど、言い訳がとにかく「プライド」なのがね(´・ω・`)──「あ、リン・グレアムのヒーローだな」とちょっとなつかしい(?)気分になりましたが。

「愛する妻と幸せになるために、俺ががんばらねば!(`・ω・´)」

 と自分を棚上げにする気持ちにはならんのかね、あんたは(-_-;)。
 態度はわかりやすい男だったので、つまんない意地がより萌えにつながるかどうかが、面白さの鍵でしょうかね……。あと、5年間の別居期間の間に本当に愛人がいるので、人によってはそれが地雷かも。
(★★★☆)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★★☆

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    プロフィール

    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
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