Top Page › 読書の感想 › スーザン・ブロックマン › ◆『プリンセスのためらい』スーザン・ブロックマン

2009 · 04 · 07 (Tue) 14:14

◆『プリンセスのためらい』スーザン・ブロックマン

◆『プリンセスのためらい』スーザン・ブロックマン(ハーレクイン)
 幼い頃にさらわれた兄王子の行方を探すウィンボロー王国の第三王女キャサリンは、兄と思われる人物のビジネスパートナーであるトレイに接触しようとするが、偶然のなりゆきから、王女であることを隠したまま、彼の子供たちのナニーをすることになってしまう。("Undercover Princess" by Suzanne Brockmann,1999)
・〈世紀のウエディング〉シリーズ第2作(作家競作)

『世紀のウエディング I』の一編。
 やはり王女さまなら、最初から「私は王女です」と言って現れるより、身分を隠す方が楽しい。最初からレベル100では落ちるだけだが、レベル20くらいと偽って実はレベル100って方が、物語のセオリーとして面白い(いや、こういう展開ではなかったけど)。
 これを読んだら、『プリンセスの初恋』は、初期設定をすべて説明しなくてはならないのと、第一王女としての王位継承問題を盛り込んでいたから、本編がいまいちになったのではないか──とちょっと違う見方ができたりして。でもまあ、だからって評価が変わるわけではないのですが(´∀`;)。
 つまり、第二弾のこの作品は、余計なところがなくなっている分、純粋にロマンスを楽しむことができました。スーザン・ブロックマンは、ずっと気になっている作家だけど、初めて読んだ。これは軽めな印象だけど、他はどうだろ?
 上品で優しく、威厳に満ちた王女さまであるヒロインがとてもよかったです。言葉遣いからか、天然な雰囲気もあって、かわいらしい。子供たちとのやりとりも楽しかった。特に弟と犬が。ヒーローはちょっと頑なだったけどね。

 で、兄ちゃんは?(^^;)
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

Comments







非公開コメント