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2014 · 03 · 18 (Tue) 16:25

■『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』

『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』"Romancing The Stone" 1984(Blu-ray)
 ニューヨークに住むロマンス作家のジョーン・ワイルダーは、ある日、姉の夫が残した地図を受け取る。そのために姉が誘拐され、彼女を助けるためにジョーンはコロンビアへ飛ぶ。だが乗るバスを間違えてしまい、その時に助けてくれた男ジャックとともにジャングルを逃げ回るはめになる。(監督:ロバート・ゼメキス 出演:キャスリーン・ターナー、マイケル・ダグラス、ダニー・デヴィート他)

 仕事が忙しくて全然本が読めなかったのですが、この映画のノベライズを古本屋さんで見つけて、
「なつかしい!(´Д`)」
 と思って買ってしまい読み始めました。
 実はまだ読み終わっていないのですが、仕事が一段落したので、先に映画を見てしまいました。
 いや〜、公開当時は、
「ものすごく面白い!(゚Д゚)」
 と思ったんですが、今見るとちょっともっさりしている……。その頃の私は、第一次ロマンスブームで、それで余計に楽しかったんだろうなあ。第二次ブームの今は、時代も私の年齢も変わっているので、映画に対する興奮が変わっていても仕方ないんだろうなあ。
 キャスリーン・ターナーが若くてすごくきれいです。それは収穫。声は今も昔もガサガサなんだね(^^;)。
 マイケル・ダグラスがなあ、私、昔からそんなにピンと来ないのですよね。あのブルドッグみたいなほっぺたがねえ……。でも、彼がプロデューサーとは知らなかった。当時はまだ「カーク・ダグラスの息子」みたいな七光な言われ方をしていたけどね。
 そして、ロバート・ゼメキス監督。実は彼、次の年に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を作っているんだよね。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見た時、私、

「ロバート・ゼメキスが また すごく面白い映画を作った!」

 と大興奮だったんですが、なぜ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は今見ても当時と同じくらい面白いんだろう……。すごいなあ。

 でも、実はこの映画というか、ノベライズを読んで一番ショックだったのは──脚本を書いたダイアン・トーマス(英語版Wikipedia)という女性が、この映画の公開6週間前に交通事故死していたこと。ウエイトレスをしながら脚本を勉強していて、プロデューサーのマイケル・ダグラスに売り込んで買ってもらって、これでデビューして、次の作品はスピルバーグのものだったのに……。
 デビューったって、39歳ですよ。39歳まで映画の脚本家になるため、ずっとがんばってきて、これからという時に……。詳細を知った時は、ちょっと呆然としてしまいました。
 特典映像でマイケル・ダグラスたちが彼女の思い出を語るのがあったんだけど、

「彼女の脚本は、ロマンスとコメディとアクションのバランスが絶妙だった」

 と言われていた。そういうジャンルの映画を作った人だと。
 今も生きていたら、どんな作品を書いていたんだろうね。スピルバーグの『オールウェイズ』も彼女が書いていたら、もっとおもしろ──ゲフンゲフン。

['19/8/22追記]
 ダイアン・トーマスが亡くなったのは、この映画の続編『ナイルの宝石』が公開される6週間前でした。スピルバーグの映画『オールウェイズ』の脚本執筆に忙しく、続編には参加していないそうです。
(★★★☆)
[Tag] * ★★★☆ * ロマンス映画

最終更新日 : 2019-08-22

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