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2014 · 05 · 23 (Fri) 16:26

◆『脅迫』ペニー・ジョーダン

◆『脅迫』ペニー・ジョーダン(ハーレクイン)
 資産家の娘サマーは、18歳の時、婚約者の勤めるホテルでカメラマンのチェイス・ロリマーと出会った。婚約者からのひどい裏切りで傷ついたサマーは、チェイスとともに出かけ、そこで思いもよらぬ写真を撮られてしまう。五年後、父親の新しい仕事が話題になり、サマーも父とともにマスコミに取り上げられると、チェイスが彼女の前に現れる。「あの写真をばらまかれたくなければ、僕と結婚しろ」と──。("Desire Never Changes" by Penny Jordan, 1986)

「脅迫」といえば、ペニー・ジョーダン。
 いや、たいていのハーレ作家のヒーローはヒロインを脅迫しているでしょうけれども、ペニー・ジョーダンは特に多い──気がするだけ。なんかいろいろ数えてみたい気もしますが、膨大な時間がかかるだろうなー。元データがでかすぎる。
 それはさておき。
 ヒーローにひとめ惚れされたヒロイン、ちょっとセクシーな写真を撮られてしまい、逃げ帰ってしまいます。彼女の正体がわからないまま、五年。やっと見つけたヒーロー、

「脅迫しても結婚する!(゚Д゚)」

 という勢いで、そのまま実行します。
 つまりは、せっかちなヒーローの暴走物語です。焦った理由は、このままだとヒロインが父親について大使の赴任地へ行ってしまうから。礼儀正しく告白して、遠距離恋愛なんか考えもしません。
 普通につきあおうとかどうして思わないんだろうね、ハーレのヒーローは。

「今まで五年もくすぶっていたんだから、ちゃんと告白してダメならダメで玉砕してあきらめよう!」

 という考えには及ばない。相手が嫌おうがどうしようが、

「結婚して自分のものにしてしまえばなんとかなる!」

 これは自信なの? 楽観的なの? それともバカなの?
 って、何度かこんなこと書いてますね、私……orz そんな感じで既視感のある作品です。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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