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●『メイドは公爵をとりこにする』ケイ・スプリングスティーン&キム・ボウマン

●『メイドは公爵をとりこにする』ケイ・スプリングスティーン&キム・ボウマン(マグノリアロマンス)
 1813年、英国。メイドのジュリエットは、小さい頃から一緒に育ったアナベラのかわりにロンドンを訪れる。アナベラは、自分たちを田舎の屋敷に閉じ込めて見向きもしない義兄、ウィンダム公爵グレイの元へ行くのがいやだったのだ。わがままな彼女に押し切られたジュリエットだったが、すぐに失敗をくり返して、来たことを後悔する。だが、グレイはアナベラが言っていたような人非人ではないらしい──。("A Lot Like A Lady" by Kay Springsteen and Kim Bowman, 2012)



 最近、『ダウントン・アビー』を見ているんですよ。面白い。と言ってもまだ二話までなんですけど。
 厳密な時代考証がされているらしいこのドラマは、公爵とメイドという少女マンガみたいなシンデレラストーリーなんて、「ありえない」とわかっていながら目をそらしていた私のようなロマ本読みたちを全否定するようなものです(´∀`;)。伯爵ですら、そして中流階級の人でもあんな扱いなんだから、メイドと公爵なんて絶対に無理無理無理!
 でもまあ、ロマンスはファンタジーだからね。愛が勝つわけです。それはそれ、あれはあれ。どっちも面白いのです。
 それに、この作品を読んでいた時、こんなニュースが。

 DNA鑑定:最高裁で弁論…法律上の父子関係取り消せるか

 当時のイギリスでこんなことできたら、どうなるんでしょうね……。高貴な血筋を引いているなんて幻想にすぎない、ということになりかねない。「本当にその血筋なのか」というのを証明することはできないんだもんね。
 DNA検査キット持ってこの時代に行ったら──歴史、変わるよね。
 
 話を戻します。
 これを読んでよくわかったのは、私がとにかく「ヒロインが嘘をついている状態」というのが本当に嫌いなんだ、ということ(´-ω-`)。わかって読み始めたくせに、最初の方からもうテンションだだ下がり。
 でも、ヒロインの嘘はすぐにバレます(よかった〜。このあとはサクサク読めました)。問い詰めようとするヒーロー。しかしなぜか、アナベラの付き添いとして同行している母方の大おば二人に止められる。そして、計画ではロンドンに着いて一週間くらいで田舎に呼び戻すための手紙をアナベラが出してくれるはずだったのに、それが一向に届かない。
 アナベラについての話が、続編らしい。大おば二人にも何か思惑がありそうなんだけど、それも続編に持ち越し? どっちにしろアナベラにはあまり興味がなかったので(だって勝手な子なんだもの(-_-;))、ヒーローとヒロイン二人の話に集中できました。
 ヒロインはビクビクしながらもロンドンでの生活を楽しみます。自分ではヒーローにバレてないと思っている。ちょっとアホの子。ヒーローは公爵さまとしての責任をしっかり自覚しているけど、ちょっと抜けたところもある。それがあったから、二人は出会ったんだけれど。
 かなりベタなお話で、続編に持ち越し部分も多いけど、脇役の描き方とか面白いし、HOTシーンで枚数を稼いでいないところもよかった(´ω`;)。評価は少しオマケって感じかな。
(★★★★)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : ヒストリカル マグノリアロマンス ★★★★

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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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