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2014 · 06 · 26 (Thu) 16:22

◆『三度目のキスは…』ケイト・ハーディ

◆『三度目のキスは…』ケイト・ハーディ(ハーレクイン)
 ローズは親友サラの兄、弁護士のレオが苦手だった。レオも同じように思っていたが、サラの娘デイジーに接するお互いの姿を見ているうちに、それが誤解だと悟る。だが、ローズは弁護士という職業に抵抗があり、レオは彼女が犯罪に手を染めたのではないか、という疑惑を払拭できずにいた。("Strictly Legal" by Kate Hardy, 2006)

 読んでいる間は楽しめたんだけど、いろいろと足りない気がする作品でした。
 もうちょっと掘り下げてほしいな、と思う箇所がいくつかあった。特にラスト近く、ヒロインと昔のボーイフレンド(ヒロインをだまして詐欺の片棒を担がせトンズラ)の対決というか、そいつをヒーローがどう制裁したのか、とか。
 ネタとしては、軽いロマサスのプロットだよね。長編だったら、ヒーローと妹の関係改善や、ヒロインと家族の確執や詐欺の経緯もくわしく描かれる。ヒロインの服飾オタクぶりもいかんなく発揮される。そして最後に、絶対ヒロインは元BFに連れ去られる。
 それらはありません。あってもほんの数行説明されて終わりなので、

「あっ、なんか面白そうなところが出てきた!(´Д`;)」

 と思うだけ。残念。
 でも、長けりゃいいというわけではないし……適切な長さバージョンが存在するわけじゃないし。詰め込みすぎっていう印象でもないんだよねー。ただちょっと足りないなあって(´・ω・`)。
 幼いデイジーがいい味を出していました。この母子のことももう少し知りたかった、というのもあるなあ。
 いろいろもったいないと思うばかりのお話でした。
(★★★)

最終更新日 : -0001-11-30

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