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2014 · 07 · 03 (Thu) 10:33

◆『あの日、パリの街で』ダイアナ・パーマー

◆『あの日、パリの街で』ダイアナ・パーマー(ハーレクイン文庫)
 18歳のブリアンナは、学校を抜けだして行ったルーヴル美術館でピアスに出会った。妻を亡くしたばかりで生きる気力を失っていたピアスは、彼女の純真さと優しさに触れて救われた気持ちになる。それから二年後──二人は再会するが、ブリアンナの継父の強欲さ故の企みに巻き込まれていく。("Once In Paris" by Diana Palmer, 1998)

 お話自体はサスペンス仕立てなのですが、なんかのんびりしている……。
 ヒロインが楽天的で見た目よりもずっと男前な子なので、そのせいもあるかもしれないけど、ダイアナ・パーマーはあまりサスペンス向きではない雰囲気が元々あるように思えます。直感でしかないけど。
 でも、割とプロットはしっかりしてるんだよね。アイリス・ジョハンセンが書きそうな感じ。だから、けっこう面白かったです。以前読んだ、サスペンスとロマンスがまったくバラバラな作品と比べると、バランスも取れていると思った。
 でも、基本はどうやってもロマンス。
 ヒーローはとても愛していた亡妻のことがまだ忘れられない。ヒロインともだいぶ歳の差がある(17歳上)し、なかなか踏み切れない。そんな中、ヒロイン継父の中東での石油を巡る画策に巻き込まれて、誘拐されたり、戦争が始まりそうになったりといろいろあって(^^;)、偽装結婚するハメになり、ヒロインの純潔を奪っとかないとヤバいという状況(無理くりですな)になっていく。
 ヒロインはヒーローの葛藤を理解し、傷つきながらも彼が自分を受け入れてくれるのを辛抱強く待つ。
 普通、若い女の子はこんな寛大じゃないよ(゚Д゚)!
 とヒーローに説教したくなるくらい、優しい子。「めんどくさい男( ゚д゚)……」と言われて、フェードアウトされちゃうよ!
 まあ、若くても大人の人はいるし、歳食ってるからって大人になれるわけでもないよね(-ω-)……。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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