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●『夢の舞踏会へ』シルヴィア・アンドルー

●『夢の舞踏会へ』シルヴィア・アンドルー(ハーレクイン)
 1819年、英国。アナベルの双子の妹ロザベルが夫スティーヴンを失ったあと、体調を崩し、実家へ戻ってきた。だが、スティーヴンのいとこで、オードウェイ家の新たな当主ジャイルズは、ロザベルにロンドンへ戻るよう、強固に命令したという。そこでアナベルは、ロザベルのふりをしてロンドンへ向かう。ほんの少しの間、ロザベルのふりをすれば、彼は外国に旅立つはず──だったのだが……。("Annabelle" by Sylvia Andrew, 1998)



 うーん、またしても私が苦手な「ヒロインが嘘をついている状況」
 しかも、一卵性双生児の入れ替わりもの。いや、よくあるっちゃあるネタなのですが。
 最初の方はまだよかったのですよ。ヒロインたちの伯母で、ロザベルの養母が事情を知ったので、一人で悩むこともなかった。半分くらいまではかなり面白かった。
 でもそれ以降は、「どうにかして嘘をつき続けるため」のプロットのように思えてならず……。だいぶモヤモヤしました。
 だいたいどうしてこんなめんどくさいというか、ヤバい状況なのに、くわしいことも話さずにヒロインに芝居をさせるロザベルがアホだろ、と思うのですよ(`ω´)。内気でおとなしいという設定で神経をやられ、冷静な判断ができなかった、ということなんだろうけど、それにしても考えなしだろ、と思うのです。
 そういう状況にさせたのがまた、女性不信でどうにも融通のきかないヒーローなんでしょうけど……まあ、そうさせたのは、ロザベルの亡夫なんですが。猫かぶっていたのをまったく見抜けず、

「あんな天使のような男をだましていたんだろう、とんでもない悪妻め!ヽ(`д´#)ノ」

 と。天使どころかゲスな悪党だったんですけどね(-ω-)……。その後始末で、残された人々がドタバタするのですよ。
 そんな息子に育ててしまった伯母さまもなあ……全然頼りにならなかったなあ……。なんか、

「ああ、哀れな年寄りのことを慮ってちょうだいな、ヨヨヨ……」

 と言うばかりで。

「お前が体裁を繕ってばかりいたから、こんなことになったんじゃないんか!?(゚Д゚)」

 とちょっと言いたくなりました。この人だって若い頃があり、その時に息子を産んだわけですしー。
 私の苦手な設定というところを差し置いても、けっこう面白かったのですが、どうやっても気になるところが残ったので、評価はまあこんなところでお茶を濁す。はっ、伯母さまと同じことをしているわっ!
 双子のスピンオフがありそうですけど、同じように嘘ついてるわけだから、読まないな、多分(´ω`;)……。
(★★★☆)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : ヒストリカル ハーレクイン(文庫含む) ★★★☆

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ヒロインの嘘

 こんにちは。こちらこそコメントありがとうございます!
 嘘をつくヒロインは、言い訳がましくなるのも難点ですよね(´・ω・`)……。
 ヒーローの場合は、その嘘に対するしっぺ返しを楽しみにできますけど、ヒロインにはそう思えないのはなぜなんでしょうか。
 ヒロインが嘘をついているかどうかは読んでみないとわからないので、読み始めて「アチャー(´д`;)」と思うことが最近多いような気がします……。
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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