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◆『やっぱり愛してる』クリスティン・モーガン

◆『やっぱり愛してる』クリスティン・モーガン(ハーレクイン)
 妻レイチェルが子供たちを連れて出ていってから半年。「ビジネスの天才」と言われるロスは、誕生日パーティの最中にふと淋しさを感じる。このまま離婚になってしまってもいいのだろうか……? その時、レイチェルが「次男のダニーがいなくなった」と泣きながら電話してきた。やっとわかった。僕が変わったことを、妻に示さなくては。そして、彼女の愛情を取り戻さなくては。("Welcome Home, Daddy!" by Kristin Morgan, 1996)



 なかなかの無神経さにイラつくヒーローでした(-ω-;)。
 くわしいことはよくわからないんだけど、仕事にかまけて家庭をほったらかしにしていたら、ヒロインが愛想を尽かして家を出てしまった、ということらしい。

「俺が食わしてやってんだろう(゚Д゚)ゴルァ!!」

 みたいなことも言うし、

「充分反省して改心したのに、妻はチャンスをくれないヽ(`Д´)ノプンプン」

 と自分のことは棚に上げる。
 しかも会っても冷静に話をしないで、はぐらかしたあげくセックスで丸め込もうとしたり、子供をダシに使ったり。未熟なクセに悪知恵は働くズルさ全開。妻に愛想を尽かされる男のテンプレそのもの。
 さらに言葉の端々にヒロインを下に見てるような気持ちが見え隠れするんだよねー(-"-;)。
 それに加えて、ヒロインも流されまくりで。いや、百歩譲って彼の誘惑に乗ってしまうのはいいとしても、話し合いに関しては毅然としてよ、と言いたい。ちゃんと彼に言いたいことを言って! わかってもらう努力して! 旦那のズルいツッコミに言葉詰まったらダメ! いかにもそう言いそうな奴じゃん! ズルい人って、ズルできるタイミングを見逃さないのよね。対策を講じようよ(´・ω・`)。
 結局、なんか中途半端なままモトサヤに治まった感が拭えず。まあ、二人が幸せなら別にいいけど、どうもすっきりしないこっちの気分はどうなるの、という……。
(★★☆)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★☆

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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
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