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2014 · 07 · 17 (Thu) 09:37

▼『珊瑚礁のキス』ジェイン・アン・クレンツ

▼『珊瑚礁のキス』ジェイン・アン・クレンツ(ラズベリーブックス)
 SF作家のエイミーには、友達以上恋人未満の友人ジェドがいる。ある夜、出張から帰ってきた彼が「空港まで迎えに来てほしい」と電話してきた。その日から二人の関係は変わり始める。不眠症に悩むエイミーは、その原因となったある事件に向き合うため、ジェドとともに両親の別荘がある南の島へ向かうが──。("A Coral Kiss" by Jayne Ann Krentz, 1987)

 再読です。
 昔読んだ時は、なんだか読みづらかったと思ったんだけど、今回はけっこうスラスラ読めた。仕事が忙しくて、読む時間自体取れなくて時間かかったけど(´・ω・`)。
 ヒーローは政府の諜報員をやっているんだけど、ヒロインにも秘密があるのでお互いあまり深く踏み込まない。でも、ヒーローはだんだん不眠症のヒロインのことが心配になってきて、結局は一線を超え、彼女が悩んでいるダイビング中の「事故」のことを探ることになる。
 ヒロイン父の別荘敷地内の洞窟にある小箱が隠されていて、それを狙う人がいて、という物語です。洞窟ダイビングがお話のポイント。怖いよね、地底湖とか……。そういうののダイビング時の写真見るだけでも、身震いする。昔読んだ時は、あまり関心なかったのかな、私……。自分のことなのに、すっかり忘れているよ(´ω`;)。
 そういう恐ろしさはうまく表現できていると思いました。
 でもなぜか、クライマックスを勘違いしていた私……。ヒロインが素潜りで洞窟に入っていって、箱を取ってくるか隠しに行く、というのだと思っていたんだけど……そういう話じゃなかった。なんでこういう展開になると勘違いしたんだろう? 何かと混同したにしても、その憶えもない……。
 ヒロインが書いてた小説の1シーンと混同したのかな? うーん、わからない……。
(★★★☆)

最終更新日 : 2014-07-17

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