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2014 · 08 · 22 (Fri) 09:47

●『華麗なる企て』アン・アシュリー

●『華麗なる企て』アン・アシュリー(ハーレクイン)
 ヤードリー伯爵家の娘ソフィアは、ロンドンでの社交界を気ままに楽しんでいた。いつかは結婚するけれども、愛してもいない人と結婚するのはまっぴら。だが、財産目的の結婚相手を警戒している父親の挑発に乗り、妙な噂を自ら広めてしまう。外国帰りでソフィアにひと目惚れしたシャーンブルック公爵ベネディクトはその噂を聞き、ある企てをする。("A Noble Man" by Anne Ashley, 2001)
・〈スティープウッド・スキャンダル〉第6作

 実はKindleのセールで買ったので、シリーズ(作家競作)の一作とは知りませんでした。
 もちろん独立して読めるんですが、真相がわからないまま終わってしまうエピソードや、あちこちに伏線が張ってあるかのような描写が……。
 とりあえず、続きの7作目はなぜか買ってあるので、それをあとで読もう。
 とはいえ、メインのロマンスはなかなかほのぼのしていて、私は好きだ。
 ヒロインがあまりに夫候補に難癖をつけるので、父親が、

「私が認めた相手と結婚しなければ、財産は渡さないぞ(゚Д゚)ゴルァ!!」

 と言ってしまう。しかし、

「じゃあ、私は貧乏しないといけないわけね ┐(´д`)┌ヤレヤレ」

 とまったく堪えない娘との意地の張り合いになって、「ソフィアは上流階級の男性とは結婚しない」という噂が流れることとなる。
 その噂を聞いたヒーローが、

「それじゃダメじゃん、俺!( ゚Д゚)」

 となり、とりあえずヒロイン家の馬丁になる──というお話。
 乗馬好きなヒロインとおつきのヒーローは、いろいろ語り合い、友だちのようになっていく。途中、ヒーローが「嘘ついてることをどう打ち明ければいいのかわからないんだ(´・ω・`)」と悩むところも好もしい。
 友だち同士のような交流がメインなので、HOTシーンもほぼないです。
 しかし、他のシリーズ作品との兼ね合いか、ラストの処理が割と適当な気が……。ヒーロー弟が余計なお膳立てをするのですが、これがまたKYで(´ω`;)。必要なようで必要じゃないようで……微妙にムカつく感じが。
 そこら辺が、ちょっと惜しかったです。
(★★★☆)

最終更新日 : 2014-08-22

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