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2014 · 08 · 31 (Sun) 10:37

◆『あなたしか知らない』ペニー・ジョーダン

◆『あなたしか知らない』ペニー・ジョーダン(ハーレクイン)
 18歳の時、義兄ジェイクとの結婚を夢見ていたジェイミーは、彼の本心を知り、家を出た。それからはずっと世慣れしたクールな女性を演じてきたけれども、従姉の家で再会したジェイクは、義父の体調を理由に実家へ帰ってこいと脅迫のように言う。("A Reason For Marrige" by Penny Jordan, 1986)

 やっと仕事が終わったので、本が読めるー。
 といってもこれは仕事中、フラフラな合間に読んだもので──でも、一週間はたってないはずなんだけど、なんだか記憶があいまいなのよね。
 理由はわかってる。最初の段階でちょっと気落ちしてしまったからです(´・ω・`)。
 だいたい冒頭からヒロインの言い訳三昧で始まるのですよ。18歳の夢見る少女だったから仕方ないのかもしれないけど、家出の原因は定番の横恋慕女からの嘘ですよ。そして偶然その彼女が抱きついているところを見てショックを受け、手紙連絡のみで家を出ちゃう。以来、忘れようとしても吹っ切れず、自分の気持ちを偽ったままなので、常に心の中で言い訳をし続けている。
 これも一種の「ヒロインの嘘」だよな、とこの段階で思った。強がりというか、プライドが高いとこれはけっこうめんどくさいわ、と考えてたら、こんな文章が!

 ジェイクにとっては、わたしがどう感じていようと、別になんでもないのかもしれない。一度もわたしに連絡を取ろうとも弁解しようともしなかったのだから。
 ジェイミーが手紙を出してすぐ、折り返しジェイクから手紙が来たけれど、読まないで破り捨ててしまった。


 連絡も取ろうとしたし、弁解だってその手紙に書いてあったかもしれないじゃん(゚Д゚)!(まあ、信じなかっただろうけど)
 やぎさんゆうびん並に自分の矛盾に気づかないヒロインに、ちょっとあ然。
 これが始まってわずか数ページだったもんだから、かなり萎えてしまったのよねえ(´ω`;)。
 しかも後半、もちろん誤解が解けるんだけど、それが横恋慕女が懺悔したからなんだよね。二人の前で白状したならまだしも、ヒロインにだけ。勝手にしゃべって勝手にすっきりして帰っていきやがりましたよ。( ゚д゚)ポカーンとしたまま、ヒロインは見送ったって感じでしたけど。
 さらに仲直りをする段階ではその手紙のことが言及されなくて、個人的には不満が残りました。内容的には大したこと書いてないんだろうけど、破って捨てた手紙に何が書いてあったのか、気になりませんか? 私は気になります。気になるったら気になりますっ(;`ω´)。
(★★☆)

最終更新日 : 2014-08-31

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