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◆『非情な結婚』エマ・ダーシー

◆『非情な結婚』エマ・ダーシー(ハーレクイン)
 母と息子と三人で訪れたドバイで、ティナはかつての恋人アリと再会してしまう。彼は美しい恋人と一緒だ。6年前の私も彼にとってはそういう“楽しいエピソード”の一つだった。ティナはその思い出として抱えた「秘密」を彼にうっかり漏らしてしまう。そのあとに行なわれる姉の結婚式で、アリとまた顔を合わすことも知らずに──。("An Offer She Refuse" by Emma Darcy, 2012)



 オープニングにドバイが出てきて、「わー、ハーレで読むのって初めてかも」と思ったんだけど、そのせいかヒーローがギリシアの大富豪なのになぜかシークと思ってしまう事態が発生(´ω`;)。アリって名前のせいもあるかも。
 ドバイ自体は単に「出したかっただけ」みたいな扱いで、お話の中心はギリシアの島です。ヒロイン姉の結婚式が行われるところ。
 つきあって三ヶ月で捨てられてしまったヒロインは深く傷つき、妊娠したことを告げる勇気がないまま6年。別の女を連れているのに、自分に声かけてきたヒーローにムカつき、息子のことを自爆してしまうヒロイン。
 ここら辺から姉の結婚式でまた会って、結婚するしないでモメている間に思ったのは、

「エマ・ダーシーのヒーローって、アホっぽい?」

 ということ。
 ていうか、「自分のしたことをそんなに悪いと思っていない」と言うべきかな? 誰か(たいていヒロイン)に「それは悪いことなの(゚Д゚)ゴルァ!!」と言われて、ようやく「俺って悪かったのか(; ゚д゚)!」と思い至るというかね……。
 でも、いいところもある。シークレットベイビーにあんまり怒らない。今回も多少文句は言うものの、基本的には自分が粉々にした彼女の信頼感をなんとか取り戻そうとがんばる姿が描かれます。
 ヒロインも彼を信じたい、幸せになりたいと思うけど、ヒーローの浮気グセというか、一つところにちゃんと留まるのかという疑念はなかなか振り払えない。
 ハーレのヒーローはよく昔の女にひどい目に合わされたツケをヒロインに押しつけるけど(今回もそうです)、別の人でもそうなんだから、裏切られた当人なんかなかなか信じられないよね。それはよくわかります。
 ラスト近くになってなんとか修復するんだけど、どっちかというとこのエピソードをもっと読みたい、と思った。事故で記憶喪失はよくあるけど、記憶が混濁して何度もくり返すみたいな症状の方がある意味現実的かも、と思ったよ。
 あと、シークレットベイビーはたいてい健康的な子供だけれど、そうではない場合はどうなのかしら、とほんのちょっとだけちらついたり……。
(★★★☆)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★★☆

こんにちは!いつも、ヒーローに対するコメントに(そうだ!そうだ!)と思いながら読んでます。
エマダーシは、割とヒーロー(悪かった)と、反省した後は自分の行動をキチンと分析して、悪かった点を納得する説明をしてくれるので(私が。です。ハーレーのヒロインは心が広いので私が納得いかない説明や言い訳を簡単に納得しちゃって…モヤモヤ)、紳士的な印象があって好んで読んでます。
しかし、この話しのヒーローは、反省もするし、説明もしたけど、タイミングも悪くて反省足りない!もっと(オレが悪かった)状態にしてくれないと!と、思います。彼女や子供がどこかに行くかも知れない心配が無い、全て手に入れてる状態になって、の告白ではダメ。背水の陣的な所でないと。と、エマダーシなのに、モヤモヤ気分作品な印象です。

Re: タイトルなし

 コメントありがとうございます!
(そうだ!そうだ!)と思っていただくのが一番うれしいです(´∀`)。また喜んでいただけるようがんばります。

 確かにこの作品はちょっとモヤモヤしますね。ヒーローが脳天気すぎるんですかねえ。だからこそ、後半の事故の看病とかで苦労してほしかったなあ、と思いました。
 もっと面白い要素を掘り下げて書いてほしい、とも思いました。ハーレクイン・ロマンスの長さではちと足りない内容でしたねー。
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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