Top Page › 読書の感想 › ダイアナ・パーマー › ◆『とぎれた言葉』ダイアナ・パーマー

2014 · 10 · 04 (Sat) 10:52

◆『とぎれた言葉』ダイアナ・パーマー

◆『とぎれた言葉』ダイアナ・パーマー(ハーレクイン文庫)
 ニューヨークでモデルとして活躍するアビーは、妹の結婚式のために故郷のモンタナに戻ってきた。戻ってきた理由はそれだけではない。しかもここには、4年前、アビーの想いを拒否したケイドもいる。それでもアビーは、この地が──ケイドの牧場が好きだった。("Snow Kisses" by Diana Palmer, 1983)

 比較的古い作品なので、ヒーローの鬼畜さはそれほどでもありません。ていうか、けっこうヘタレというか、遠慮がちな人だった。ヒロインの方が子供で、思い込みが激しい故めんどくさいことになりました、というお話。
 ヒロインは18歳の時にヒーローと寸止め状態になり、「あと4年たったら」とか(彼女からすれば)わけのわからないことを言われ「拒否された(;゚Д゚)!」と思い、ニューヨークへ行ってしまう。彼からすれば、14歳上ということでいろいろ気をつかった言葉だと、私のようなおばちゃんにはよくわかるのですが、思い込みの激しい女の子にはさっぱり理解されない。
 ニューヨークでそこそこ仕事に恵まれたけど、淋しい生活を送っていたところ、街で襲われてしまう。間一髪助かりますが、それ以来男性が怖くなって田舎に帰ってくる。
 そこから二人が延々焦れったい会話を続けるわけです。周りの人はみんなわかっているのに、本人同士は気づかないというか、言ってあげても本気にしない。二人とも遠回しなことしか言わないからね。「先に言ったら負け!」と思っているとしか考えられない。ヒーローがまたその「しょーもないプライド」とともに、だいぶ年上故の負い目があって、それも気持ちはわかるんだけどめんどくさい(´д`;)。
 ヒロイン妹がこんなこと言ってた。

「あなたもかれも血の巡りが悪いわねえ」

 これは……遠回しに「バカ」と言っていたわけですね(´∀`;)。みんなそう思ってたんだろう……。いろんな意味でバカップルなんだな(´・ω・`)。
 ところで、前にも同じようなのがあったな──と探したら『クリスマスプレゼントは私』でした。同じ作者のね(´ω`;)。たまにセルフカバーみたいなのってあるよね……。
(★★★)

最終更新日 : 2014-10-10

Comments







非公開コメント