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2014 · 10 · 17 (Fri) 08:26

◆『シークの妻に望まれて』ケイトリン・クルーズ

◆『シークの妻に望まれて』ケイトリン・クルーズ(ハーレクイン)
 ハータン王国の皇太子妃キアラは、夫アズリンの父、国王の引退の知らせを聞き、急に現実を目の当たりにする。私は、夫が望むような王妃にはなれない……。実家の葡萄園に帰り、悩み続けていると、アズリンがやってくる。妻を説得するために。("In Defiance Of Duty" by Caitlin Crews, 2012)

 シークもの苦手なのに(じゃあなぜ買った(^^;))──と思いながら読み始めたら、同様に苦手なロイヤルものだったという罠……orz
 かなり感想にバイアスがかかっているのはご容赦ください。
 でもさあ、この二人、結婚して5年たってるんだよね。ヒーローが皇太子だって黙って結婚したわけじゃないし、自分がどういう立場になるか考える時間がなかったわけじゃないのに、いざとなったら「できないわ、わたし。・゚・(ノД`)・゚・。」と言って逃げるって、どういう奴なのヒロイン。
 そりゃあ、想像もつかない世界なんだろうし、現実として目のあたりにしてあわてるのもわかります(某国の某妃のようなのもあるわけだし)。考えなかった(目をそらしていた)理由も一応説明されてるけど、この夫婦の場合、ぶっちゃけ、

「めんどくさくて考えたくなかったから、二人してセックスに逃げてました〜ヽ(゚∀゚)ノヤホーイ」

 こんなふうにしか見えなかったんだけど(´ω`;)。
 ヒーローはつまり、ヒロインが「承知して結婚したんだから」覚悟ができていると思っている。ヒロインはヒロインで、いざとなったら怖気づいて、「あんたがわたしがいいって言ったからヽ(`Д´)ノウワァァァン!!」みたいな逆ギレ。
 現代のロイヤルものかと思ったら、さらって手篭めにするヒストリカルのシークかよ、と思ってしまいました。でも、別にさらわれたわけじゃないからなあ。どっちもどっちの似た者夫婦と言える。
 5年も考える期間があったのに考えなかった理由の第一は、「この夫婦に想像力がなかったから」としか私には思えませんでした。いや、ちゃんと仕事できるんなら、私としても、国民にしても文句はないと思いますが、感情移入はできない。めんどくさい夫婦ゲンカはよそでやってください(´∀`;)。
(★★)

最終更新日 : 2014-10-17

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2014-10-18-20:37

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