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◆『雨が降ったら、ぼくを思い出して』リサ・デ・ジョン

◆『雨が降ったら、ぼくを思い出して』リサ・デ・ジョン(マグノリアロマンス)
 17歳のケイトは、ある夜を境に生きる気力をなくしてしまい、以来2年間、抜け殻のような毎日を過ごしてきた。親友のボーも大学進学のため町を出てしまい、一人で淡々とウエイトレスの仕事をこなすだけの彼女の前に、アッシャーが現れた。彼もまた、秘密を抱えているようだったが──。("When It Rains" by Lisa De Jong, 2013)



 まず最初に言っておくと、私はこの作品について、なぜかとんでもない誤解をしていました。
 裏表紙のあらすじにちゃんと書いてありますが、ヒロインのケイトは地元の胸糞おぼっちゃんにレイプされてしまい、それ以来心を閉ざしてしまう。母にも、そしてなんとなくこのままつきあうのかなーみたいに思っていた幼なじみで親友の男の子ボーにも打ち明けられず、大学に行く気力もない。
 ヒロインがレイプされる話はどんなものでもつらいです(´・ω・`)。だからかなり覚悟して読み始めたし、この作品自体ティーンズ向けっぽく(一人称だし)、配慮されて書かれているようだったので、それほどのダメージはなかったです。しかし、誤解していたのはここではない。
 無気力なケイトの前に、アッシャーという23歳の青年が現れます。彼もまた、大切な女友だちを事故で死なせた、という後悔を抱えている。そしてもう一つ、さらに大きな秘密が──。
 ネタバレブログですからぶっちゃけますと、アッシャー、後半で死んでしまうのです。病気で。ヒーローのはずなのに!
 そして、ここからが私の誤解なのですけど、実は私、この作品、パラノーマルだと思っていたんですよね。だから、

「あ、アッシャー死んじゃったよ。まーでも、パラノーマルだから生き返るなりなんなりするんだよねー(゚Д゚)」

 と考えながらずっと読み進んでいったら、アッシャー生き返らなかった(´;ω;`)。そしてヒロインは、親友のボーとくっついちゃった!
 ちょっと、呆然ですよ……。なぜそんな誤解を、私はしたんだ!? いや、ちゃんとわかっているんですけど……まあつまり、私の思い込みが激しかったということで orz
 たまにあるんですよね、こういう決めつけ(´・ω・`)。勝手に話をふくらましてしまうとかね……。でも、前半に全然そういう要素ない段階で気づけよ、という(´ω`;)。
 物語としては、ツッコミどころはありつつも、若い女の子の絶望と再生というきつい題材をとても読みやすく描いていて好感は持てたんですが──ちゃんと読めていないとも言えるので、そういう時は星3つ……ごめんなさい……。
(★★★)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : コンテンポラリー マグノリアロマンス ★★★

思い出しましたw

 昔『マグノリア』という映画を観た時、“とんでもないどんでん返しがある映画だったはず!”と思い込み、エンドロールになってもまだアレ?(゚∀゚)どんでん返しは?”と、脳内?の嵐。
それは『シックス・センス』だったと気づいたのはだいぶたってからでしたw
 “前半に全然そういう要素ない段階で気づけよ”という文章、まさにそれ!すごい既視感でした~w
ロマンスと全然関係ないですね、ごめんなさい(^^ゞ
更新が続いていて嬉しいです。いつも楽しみにしてます。

Re: 思い出しましたw

>tonさま
 こちらこそコメントありがとうございます!
 私は、「見てない」と思っていて見ていたら最後のシーンで「あ、見たわ(´д`;)」とわかる、というのが何回かありました>映画 『マグノリア』は、どんでん返しじゃないけど、ある意味ショッキングな終わり方ではありましたね……。
 何かとごっちゃになっているというのもよくあるんですよね。本でも映画でも。昔見たものならまだわかるんですけど、初めてのものでもそうなるって、謎です(´・ω・`)……。
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
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