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◆『ミスター・トラブル』シャーロット・ラム

◆『ミスター・トラブル』シャーロット・ラム(ハーレクイン)
 女優の卵のクローディアは、ホテルで臨時秘書のパートをしている。その日は、ホテルの最上級スイートで薬品会社社長エリスの仕事を手伝った。スピーチ原稿をタイプしたあと、彼は「内容を外に漏らされたくないから」とクローディアをスイートに閉じ込める。「彼はトラブルそのもの。気をつけて」とホテル側に注意されたとおりになってしまった。("Heart On Fire" by Charlotte Lamb, 1991)



 ヒーローのエリスは、コミュ障なの?(´ω`;)
 紳士的に説明をすればなんとでもなりそうなのに。気前はいいんだから、襲われる心配がなければ、一晩スイートに泊まれるなんて、貧乏な女の子からすれば「ラッキー♪ヽ(゚∀゚)ノ」というようなことだろうし。
 しかし、基本的にこういう性格なんだろうね。コミュ障というより、「下々の者とコミュニケーションを取ろうなどとは思わん(゚Д゚)」という奴。万事説明不足で、クローディアを翻弄します。
 そりゃ「ミスター・トラブル」とも言われるだろうて。お顔と金の威力はすごい。
 クローディアはエリスに惚れているホテルのバカ令嬢のせいでパートをクビになってしまいます。それも含めてモロモロ無神経なエリスに激怒した彼女は、姉の店の厨房で冷製スープを頭から浴びせかける。
 このシーンは楽しかった。「これ以降もずっとこんな目にあえばいいのよっ(#゚Д゚)!」と思ったけど、そんなでもなくて、ちょっとがっかり(´・ω・`)。
 クビになったクローディアを、エリスの弟が父親の秘書の職を世話してくれる。病気の父親とうまくいっていないエリスの橋渡しになったりもします。
 面白かったんだけど、気になった点は二つ。バカ令嬢とそのホテル側を、エリスにもっと締め上げてほしかった。ていうか、「自分のせいだ」ともっとお前が反省しろよ、と(-"-;)。
 もう一つ──実はこっちの方が重要かも。クローディアは女優の夢をどうするのか、ということ。「愛人にさせられそう」と思っていた時はきっぱりと断っていたけど、結婚ならばあきらめる、ということなんだろうか? それがはっきりしないまま終わっていたけど。
 結婚のために女優をあきらめた奥さんの話『ひとりぼっちの妻』(こっちの方が古いけど)につながりそうなラストだな、とちょっと思いました……。
(★★★☆)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★★☆

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ヒーローの性格

>Cさま
 コメントありがとうございます!
 周りが合わせてくれるから、こういう性格でもやっていけるんですよね……。ハーレのヒロインは、それを矯正するより慣れていく場合の方が多いかも。
 スパルタに鍛え直すようなヒロインの話、読みたいです!ヽ(゚∀゚)ノ
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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