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▼『負け犬のブルース』ポーラ・ゴズリング

▼『負け犬のブルース』ポーラ・ゴズリング(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
 ジョニー・コサテリは、クラシックのピアニストであったが、今はジャズミュージシャンとして名を成している。ある晩、彼の元に昔の恋人ライザがやってくる。今の愛人とうまくいっていない彼女と一夜をともにしたジョンは、次の日ライザが何者かに殺されていることを知る。ライザの恋人で骨董商クラバトンは彼が犯人だと思い込み、執拗につけ狙う。("Loser's Blues" by Paula Gosling, 1980)



 ポーラ・ゴズリングの初期作品を、再読しました。
 読んだのは翻訳された当時だったので、もう30年以上前になるんすかね(´ω`)……。はああ、時がたつのは早い。
 この当時、とにかくゴズリングが大好きで。彼女のデビュー作『逃げるアヒル』は、私のベスト・オブ・ロマンチックサスペンスです。
 でもかなり長い間、二作目の『ゼロの罠』の方が面白さではベストだと思っていたんですが、読み直したらやっぱり『逃げるアヒル』の方が面白かったかな。年月が好みを変えたのかもしれないけど。
 とにかく、上記二冊、この作品、そして『赤の女』、『モンキー・パズル』までが、私の萌えを満足させてくれるゴズリングの初期黄金期作品です。以降のは、面白くても萌えなくなってしまったもので(´・ω・`)……。
 あと、ボケミスの字が小さくてどんどん読んでいこうと思っていたんだけど、愛用してる電子書籍リーダーに拡大機能ついてたんだった……。余白カットだけしてて忘れてた。
 なので、割とまだ大丈夫そうではある。

 さて、この作品の魅力は、主人公のジョニーです。
 クラシックのピアニストとして行き止まりを感じ、ジャズに手を出したら思いの外売れてしまい、金には困っていないし忙しいけど、なんとなく虚しいというか──そんな毎日を送っている。
 元恋人ライザが死んで、警察にも事情を聞かれるが、証拠はないので釈放される。でも、ライザの愛人の男からつけ狙われて、大事な手を怪我させられたりする。でも、警察は役に立たない。
 そうこうしているうちに、近所のDV旦那に悩む家庭へ通っているソーシャルワーカー・ベスに惚れてデートに誘ったら、何者かに狙撃されて彼女を危険な目に合わせてしまったり。
 彼は何もやっていないのに、あまりにいろいろされて、ついに切れてしまう( ゚皿゚)ムキーッ!!
 そのあとの展開はむちゃくちゃだった(´∀`;)。ジョニーのせいじゃないんだけどね。
 でも、真犯人は意外というか、わかんなかったわ(´・ω・`)……。
 一応ロマサスと分類しましたけれども、ロマンスの部分は薄いかもしれない。半分くらい読まないと、ヒロインのベスが絡んでこないしね。けど、アラフォーの二人のロマンスは、大人でほのぼのとしていた。あー、「ほのぼの」というのは、ある程度歳を取らないとロマンスに関してはあてはまらないのかもしれないね。なんか全然反対なように思えるけど。
 ストーリーに関しては、総じて警察がボンクラなのが気になりました。後半にちょっとだけ出てきた優秀な探偵さんと比べると、それが際立つ。
 ちとそれにイライラした。それから、ジョニー、手はどうしたの? 治ったの!?
 それがわからなかったのも残念だわ。
(★★★☆)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : サスペンス/ミステリ ハヤカワ文庫 ★★★☆

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    プロフィール

    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
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