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2015 · 07 · 26 (Sun) 14:46

◆『砂漠の君主』ダイアナ・パーマー

◆『砂漠の君主』ダイアナ・パーマー(MIRA文庫)
 テキサスの法律事務所に勤務するグレッチェンは、友人のマギーとモロッコを訪れた。マギーがペルシャ湾岸のカーウィー国で仕事に着く前に、二人で旅行しようと思ったのだ。だが、マギーの義兄が事故に遭い、彼女はアメリカに帰国してしまった。マギーの代わりにカーウィーで仕事に着くようすすめられたグレッチェン。一人で戸惑いながら残りの休暇を過ごしていると、顔に傷を持つビジネスマンらしき男性が手助けをしてくれた。("Lord Of The Desert" by Diana Palmer, 2000)

『あの日、パリの街で』『ペーパー・ローズ』の関連作ですが、他にも『あなたにすべてを』や〈テキサスの恋〉シリーズにも関連あるみたいですね。ていうか、もはやジェイコブズビルがダイアナの世界の中心になっているの?
 それはさておき、シークものです。モロッコで出会った傷のある人は、実はヒロイン・グレッチェン(というか友人マギー)の雇い主が働こうと思っていたシークその人であった。名前はフィリップ。彼の国はテロリストに狙われていたりして、不安定です。
 シークにしてはヘタレと思ったのは、9年前の事故で男性機能を失っていると医者に診断を下され、半ばあきらめていたせいかもしれない。グレッチェンはそんな彼に奇跡を起こす。
 男性としての自信を取り戻した彼は、アメリカの田舎娘ではなく、もっと家柄のいい奥さんをもらうのではないか、と思うグレッチェンが切ない。シークだしね(´・ω・`)。それに、ずっと片思いの人もいるらしい(それは『あの日、パリの街で』のヒロインで、ちなみに敵は彼女の義父という──)。
 そういうけなげなところはよかったんですが、なぜか「フィリップを守らなくっちゃ!」とはっちゃけて、すぐ敵に捕まってしまったりする無謀なところはどうかと思ったり(´-ω-`)。
(元々出てた)ハーレにしてはちょっと長めなんだけど、前半が特に冗長な気が。女子二人の旅行記が割とたっぷりと入っていました。なかなか話が始まらない。なんだダイアナ、モロッコ楽しかったんか(゚Д゚)!
 後半は関連の人たちのお話がいろいろ入ってくる。やっぱり配偶者の親戚の集まりに出て、知らない人の近況を聞かされるような気分。いや、ある程度はわかるんだけど、ストーリーには全然関係ないのよね(´ω`;)……。
 読むのにも時間かかったしな……。忙しい時期ではあったけど、少ししんどかったわ。
(★★☆)

最終更新日 : 2015-07-26

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