2015 · 09 · 20 (Sun) 12:18 ✎
□『アントマン』"Ant-Man" 2015(9/19公開)
勤め先の不正を暴き逮捕されたスコットは、刑務所を出たが仕事もなく、友人ルイスの話に乗り、再び盗みに手を染める。だが、そこで手に入れたのは着ると身体が1.5センチに縮小する謎のスーツ。スーツを開発したピム博士は、彼にそれを着てスーパーヒーローになれと言う。娘の望むような人間になりたいと思うスコットは、その申し出を受けるが──。(監督:ペイトン・リード 出演:ポール・ラッド、マイケル・ダグラス、エヴァンジェリー・リリー、マイケル・ペーニャ、コリー・ストール、他)
勤め先の不正を暴き逮捕されたスコットは、刑務所を出たが仕事もなく、友人ルイスの話に乗り、再び盗みに手を染める。だが、そこで手に入れたのは着ると身体が1.5センチに縮小する謎のスーツ。スーツを開発したピム博士は、彼にそれを着てスーパーヒーローになれと言う。娘の望むような人間になりたいと思うスコットは、その申し出を受けるが──。(監督:ペイトン・リード 出演:ポール・ラッド、マイケル・ダグラス、エヴァンジェリー・リリー、マイケル・ペーニャ、コリー・ストール、他)
面白かったです。主人公スコットが普通のおっさんで、娘ラブなのがよかった。
彼は、腕は立つのにいろいろ不運が重なり、やさぐれている。楽に流れて犯罪に手を染めますが、それは仕組まれた盗みで、アントマンのスーツを着ることを余儀なくされます。
見どころは、小さくなったスコットを通して見る世界。蟻に乗って移動し、隙間から侵入し、機械を内部から破壊し、そして人間に立ち向かう。蟻は──ピクミンだよね(´ω`;)。特性を活かして調教し、大量投入して臨機応変に対応する。
虫の嫌いな人は、ダメかもしれない。ただほぼ蟻のみなんですけど。もっといろいろな昆虫を操れたら、あの世界では無敵だろう。スズメバチ使えるとすごそうだな。
敵役も小さくなるスーツを発明して、それを着て戦うので、肉弾戦のシーンも出てくる。ここがすごくおかしかった。本人たちは必死に戦ってるんだけど、それを見ている娘の視点になると、おもちゃが転がったり飛んだりする程度なわけです。その対比で力が抜けて、つい笑ってしまう。しかもトーマスが怖い。
アタッシェケースの中に二人で放り込まれたら、iPhoneのSiriが起動して、「お気に入りの曲」とか再生し始めたりするところも笑ったわー。私のiPhoneが変な曲を再生し始めたらどうしよう、とか思う。昔、小説のすごく感動的なところを読んでいたら、iTunesがシャッフル再生で『秘密戦隊ゴレンジャー』を流し始めて、しかも夢中で読んでいたから「♪バンバラバンバンバン」ってとこまでわからなくて、泣きながら停止させたことを思い出しました。
……関係ない話でしたね(-ω-;)。
明るく笑えて、楽しめる作品に仕上がっていました。日本の宣伝だと、『ベイマックス』みたいなファミリー映画押しらしいんですが、あながち間違ってもいない(まあちょっと無理はあるけど)。娘がまたかわいいんだ。スコットがプレゼントした変なぬいぐるみに超喜ぶところなんか、とてもいい子(´д`*)!
友だちの3バカもいい味を出してました。ルイス役マイケル・ペーニャはマーベルと数作契約交わしてるらしいんだけど、えっ、ルイスまともに働けるですか(゚Д゚)!?
あとはなんといってもヤクルトだよな……。あっちの人も飲むんだ、と思った。私は常々ヤクルトの容器は大きさの比較対象にちょうどいいと主張(主に家族に)してきたので、それが証明された気分だ。
マーベル・シネマティック・ユニバースのシリーズ12作目で、第2フェーズの最終作だそうです。
12作──そのうち寅さんを超えそうだな。しかもかなりの打率で面白い。次作から新たな展開になるそうで、それが『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』ということで! キャップ大好きなんで、今から超楽しみなんですけど! オマケでもその布石がちゃんと打ってありました。ファルコンも本編中に出てくる。ちょっと弱そうに見えるのがまたおかしかったな。
(★★★★)
彼は、腕は立つのにいろいろ不運が重なり、やさぐれている。楽に流れて犯罪に手を染めますが、それは仕組まれた盗みで、アントマンのスーツを着ることを余儀なくされます。
見どころは、小さくなったスコットを通して見る世界。蟻に乗って移動し、隙間から侵入し、機械を内部から破壊し、そして人間に立ち向かう。蟻は──ピクミンだよね(´ω`;)。特性を活かして調教し、大量投入して臨機応変に対応する。
虫の嫌いな人は、ダメかもしれない。ただほぼ蟻のみなんですけど。もっといろいろな昆虫を操れたら、あの世界では無敵だろう。スズメバチ使えるとすごそうだな。
敵役も小さくなるスーツを発明して、それを着て戦うので、肉弾戦のシーンも出てくる。ここがすごくおかしかった。本人たちは必死に戦ってるんだけど、それを見ている娘の視点になると、おもちゃが転がったり飛んだりする程度なわけです。その対比で力が抜けて、つい笑ってしまう。しかもトーマスが怖い。
アタッシェケースの中に二人で放り込まれたら、iPhoneのSiriが起動して、「お気に入りの曲」とか再生し始めたりするところも笑ったわー。私のiPhoneが変な曲を再生し始めたらどうしよう、とか思う。昔、小説のすごく感動的なところを読んでいたら、iTunesがシャッフル再生で『秘密戦隊ゴレンジャー』を流し始めて、しかも夢中で読んでいたから「♪バンバラバンバンバン」ってとこまでわからなくて、泣きながら停止させたことを思い出しました。
……関係ない話でしたね(-ω-;)。
明るく笑えて、楽しめる作品に仕上がっていました。日本の宣伝だと、『ベイマックス』みたいなファミリー映画押しらしいんですが、あながち間違ってもいない(まあちょっと無理はあるけど)。娘がまたかわいいんだ。スコットがプレゼントした変なぬいぐるみに超喜ぶところなんか、とてもいい子(´д`*)!
友だちの3バカもいい味を出してました。ルイス役マイケル・ペーニャはマーベルと数作契約交わしてるらしいんだけど、えっ、ルイスまともに働けるですか(゚Д゚)!?
あとはなんといってもヤクルトだよな……。あっちの人も飲むんだ、と思った。私は常々ヤクルトの容器は大きさの比較対象にちょうどいいと主張(主に家族に)してきたので、それが証明された気分だ。
マーベル・シネマティック・ユニバースのシリーズ12作目で、第2フェーズの最終作だそうです。
12作──そのうち寅さんを超えそうだな。しかもかなりの打率で面白い。次作から新たな展開になるそうで、それが『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』ということで! キャップ大好きなんで、今から超楽しみなんですけど! オマケでもその布石がちゃんと打ってありました。ファルコンも本編中に出てくる。ちょっと弱そうに見えるのがまたおかしかったな。
(★★★★)
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最終更新日 : 2015-09-20