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2016 · 03 · 10 (Thu) 21:26

◆『今ふたたびの愛』シャーロット・ラム

◆『今ふたたびの愛』シャーロット・ラム(ハーレクイン)
 人気上昇中の歌手アニーは、ヨーロッパでのコンサートツアーのため、パリを訪れた。一人きりで迎えの車に乗ったが、車はパリから離れていく。「わたしをどこへ連れていくの?」と問いかけた彼女に、運転手が言った。「アニー、近いうちに会おうと言っただろう?」("Dying For You" by Charlotte Lamb, 1994)

 ヒロインのアニーは、17歳の時にスカウトしてくれて、ずっと憧れていたマネージャーとその秘書の結婚式の夜、謎の電話をもらいます。

「覚えているかい?」

 とひとこと。なんのことだかわからない。知らない声だし──と怖くなる。
 そして、パリの空港で拉致されてしまいます。運転手はヒーローのマルク。もちろん、変な電話をかけた犯人でもある。

「お、シャーロット・ラムのストーカーものか?((o(´∀`)o))ワクワク」

 と思って一気に期待度が上がったのですが、読み進めていくと──違った(´・ω・`)。前世ものだった……。マルクが、前世の恋人の生まれ変わりのアニーに、「とにかく思い出してくれ」と頼み込む話。
 いや、別に前世ものが悪いわけじゃありません。むしろ好き。ただ、ちょっと難しいよね。それに、ハーレとパラノーマルって相性があまりよくない。ていうか、ハーレクイン・ロマンスの長さでパラノーマルをやるなら、短編的なアイデアや構成じゃないと読み応えが足りないのではないかと。
 この作品のようなものだと、もっと枚数があった方がドラマチックになると思うんだけどね。やっぱり前世の恋人たちのことを掘り下げないと、中途半端になっちゃう。短くあらすじ的にまとまってしまっていた。
 何しろ、マルクが、

「頭おかしいわけじゃないんだ。でもとにかく信じて」

 とひたすら言い続け、アニーが、

「えー、ほんとかなあ(´д`;)……ほんとかも……え、あたし洗脳されちゃってる(;゚д゚)? けど、ほんと?」

 とくり返す、というお話ですから。
 最初に無駄にワクワクしなかったら、読後感違っていたか? ……いや、多分同じだったな(´ω`;)。
(★★★)

最終更新日 : 2016-03-11

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2016-03-14-09:29

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Re: お仕事の依頼

>Oさま
 このようなブログを目に止めていただいて、ありがとうございます。
 現在、ブログでは主に小説と映画についての感想を書いておりまして……ハーレクイン・コミックも読んでおりますが、それほどくわしいわけではありません。
 本業もございますので、読書自体の時間もなかなか取れない場合もあります。ですので、ご依頼についてはお応えできそうにありません……。
 せっかくの機会ですが、申し訳ありません……。
2016-03-14-10:44

三原 白 http://miharashiro.blog5.fc2.com/URL [ 返信 * 編集 ]