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□『ファンタスティック・フォー』(2015年版)

『ファンタスティック・フォー』"Fantastic Four" 2015(Blu-ray)
 幼い頃からの夢である物質転送装置を完成させたリード。最初の異次元転送のため、彼は研究員仲間のヴィクター、ジョニー、幼なじみのベンとともに装置を起動させ、異次元へと向かう。異次元の物質を浴びた彼らは、未知の力を得たが──。(監督:ジョシュ・トランク 出演:マイルズ・テラー、マイケル・B・ジョーダン、ケイト・マーラ、ジェイミー・ベル、他)



 ちょっとあらすじがめんどくさくなってしまった……orz
 ファンタスティック・フォーのメンバー4人(元々の設定等はリンクのWikipediaを参照)は、リード、ジョニー、ベン、そして紅一点のスーザン。それぞれ特殊能力の持ち主。
 しかし、この4人が出てくるまでが長くてね(´д`;)。
 どうも評判が悪い(ラジー賞獲ってるし!)ので、覚悟をして見始めたのですが、それでも前置きが長すぎて眠くなってしまった。リードとベンの子供の頃から始まって、時系列に沿って描かれていくこの脚本に誰もダメ出しはしなかったの? いわゆる「つかみ」ってことで能力者になってからの4人の見せ場を早めに投入してから、過去をそれなりに描いていく方が、まだ無難だったんじゃあるまいか。
 しかし、お話自体がひどいからな……。いくら展開で見せようとしても、ダメだったかもしれない。
 だって、言ってみれば「酒の失敗話」なんだもん、これ(´ω`;)。転送装置を完成させたら、クズな上の人間に、

「あー、これ別のとこへ持ってくから。君たちはごくろうさん(゚д゚)」

 と言われて腹立てちゃう。まあ、その気持ちはわかる。しかし、そこからがダメだった。ヤケ酒をしたあげく、

「他の人間に一番乗り取られんのくやしい! 俺たちで先に行っちゃおうぜヽ(゚∀゚)ノ」

 となり、リードの幼なじみベンを夜中に起こしてわけもわからず異次元に連れていったら、大変なことが起こっちゃいました(・ω<)テヘペロ ──みたいなお話なんですよ。何も知らなかったベンだけ人間体に戻れないし、ヴィクターに至っては異次元に置き去り。行ってないスーザンにまで変な能力がついちゃうし、リードは一人だけ逃げちゃうし、当然わだかまりがありまくり。

「ひどい話だ(;゚д゚)!」

 と思わず言ってしまった。しかも、ここまで来るのに半分かかってる。「バカが話を回す」のは大嫌いですけど、この作品は「クズが話を回している」。嫌いという感情も湧かない。ラスト、「僕たちは協力しあわないと敵に勝てない」とか言いますけど、わだかまりはいつ溶けたのさ(´д`;)。うやむやになってるなー。
 監督、『クロニクル』の人だったのね……。こうやって新人が抜擢されて大作を取ることは最近非常に多いし、うまくいってる方がもちろん目立ちますけど、スタジオの意向と自分の思惑に折り合いをつけるというのは、やっぱり難しいんでしょうかね……?
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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