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◆『愛するのは罪』キャシー・ウィリアムズ

◆『愛するのは罪』キャシー・ウィリアムズ(ハーレクイン)
 ケイティは引退した大学教授ジョセフの秘書を住み込みで勤めているが、ある日彼が倒れ、入院してしまう。心配したジョセフの名付け子ブルーノは、しばらく屋敷に滞在するという。今まで彼を避けてきたのに! 一緒に暮らすとなったらしょっちゅう顔を合わさなくてはならない……。("His Virgin Secretary" by Cathy Williams, 2004)



 未読本のあらすじを読みまくり、迷惑な家族が出てこないシンプルなものを選びました。2000年以降の作品ですが、内容もシンプルでオーソドックスなすれ違い話。私好みだった。
 ヒロインのケイティは、ヒーローのブルーノのことを怖がっており、今まではなるべく顔を合わさないように逃げてきた。しかし、彼が名付け親(養父)ジョセフの屋敷に滞在することになり、強引に臨時秘書をやらされるハメにおちいる。
 ブルーノがけっこうアホというか、恋愛や結婚のことはあまり重要でないから適当に考えてる。今つきあってる元モデル──金持ちで人脈もあってそつないけど性格悪い──とでも結婚すりゃ、仕事にもますます役に立つよなあ、くらいしか考えてないから、ジョセフがまだ退院してないのに、その女性を呼んだりして期待をさせてしまう。
 けど、当然ケイティとブルーノは仲良くなってきてて、イチャイチャしているところを彼女に見られてしまうわけです。性格が悪い女なので、二人のことを「婚約した」とゴシップ紙に流してしまう。
「そんなんで結婚するのはやだなあ(´・ω・`)」ともちろん思うケイティ。「しばらく婚約した体でいて、そのうち別れるんだな」と考える。でも実はブルーノは結婚する気まんまん。そのすれ違いから、彼に対して、

「婚約指輪をつけるときは、それにふさわしい絆を固めた時よ。こんなことのためじゃないわ」(高価な婚約指輪をもらってひとこと)
「あなたは嘘の達人だし、道徳観念も持っていないからよ」(ケイティの両親との顔合わせが妙にうまくいって)
「悪い夢を見ているような気分だわ」(マスコミの前で式の日取りを発表されて)
「わたしは、わたしを気に入ってはいても肉体的に惹かれている程度の男性と祭壇の前で契りを結びたくないわ!」(そしてそのあと)

 と「早くこの茶番を終わらせないと(´Д`;)」と焦るあまり、

「あんたと結婚なんて死んでもやだ(゚Д゚)!」

 としか思えない言動をくり返す。そのたび、ザクザクとブルーノの心を傷つけまくります。こういうのは楽しいよね。
 最後にはついに、

「たとえきみに愛されていなくても、イエスと言ってもらえるよう説得しようと思っている(`;ω;´)」

 という言葉を引き出して、めでたしめでたし。
 ハーレでは割とこういうすれ違いのお約束ものはあまり読めないように思う……。ラブコメの常套手段なんだけど、ラブコメとして成功しているものがあまりないから、なのかしら? 気のせいかな?
(★★★★)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★★★

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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
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