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◆『誤解の代償』キャサリン・ジョージ

◆『誤解の代償』キャサリン・ジョージ(ハーレクイン)
 フィレンツェに住むレオーニは、弟のバースデーパーティーに出席するためイギリスに帰国し、列車に乗っていた。その時に乗り合わせたのは、かつての婚約者ジョウナ。彼の裏切りにより7年前に婚約破棄をしたというのに、彼もパーティーに招かれているなんて!("A Vengeful Reunion" by Catherine George, 2000)



 ヒロインのレオーニは、婚約者だったヒーロー・ジョウナが自分の叔母と関係し、子供までできてしまったと二人が話しているのを聞いて、婚約破棄の手紙を残し、フィレンツェへ行ってしまいます。以来、ジョウナとは没交渉。
 もちろんそれは誤解なので、ジョウナとしては「なんで!?( ゚д゚)ポカーン」状態。7年たっても頑なに言おうとしない彼女を説得して、ようやく口を割らせる。

「あなたが叔母とこうこう話しているのを聞いた! どう聞いても、彼女が身ごもっているのはあなたの子だとしか思えないから、結婚できないと思った(`;ω;´)!」

 と悲劇のヒロインばりに言うレオーニを目の前にして、ジョウナの心の中は修羅場だったと思う。
 すなわち、

「自分の好きな女が、思ったよりもずっとアホだったことに気づいた」

 という修羅場。
 だって、二人の会話はレオーニが言うようには聞こえないんだもん(´ω`;)。邪推をふくらませばそうとも取れる「かも」って程度ですよ。それだって、かなりグレーな状態。1993年(2000年−7年)当時、DNA鑑定はあまり一般的ではないとはいえ、はっきりさせる方法は他にもたくさんあるのに、なんでこんなに自分の勝手な結論が正しいと思い込めるの!?
 それは、レオーニがアホの子だからです orz 自分がアホだったから、7年も無駄にしたわけです。
 これが現実のことで、もし打ち明けられるまでジョウナがレオーニのことを好きだったとしても、この種明かしで百年の恋も冷めることは充分ありうる。
「俺は──俺は、こんなアホに惚れて時間を無駄にしていたのか……orz」
 というレベルのアホさ加減ですよ。
 でも、ハーレですから彼の気持ちに揺るぎはなく、レオーニもアホですから自己嫌悪に押し潰されることもなく、

「もう一度彼の心を手に入れるわ!」

 と妙に前向きになる。そりゃ過ぎたことをうだうだ悩んでも仕方ないっちゃないんですが、もうちょっと落ち込んでもいいんじゃないすか(´д`;)?
 けど、そんな彼女に、

「それでも好き(゚д゚)!」

 となるヒーローを見ていたら、「ま、まあ、お似合いなんじゃないの(-ω-;)」としか思えなかった。だから、後半はちょっとどうでもよくなってきたな(´∀`;)。
(★★☆)
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genre : 小説・文学

tag : コンテンポラリー ハーレクイン(文庫含む) ★★☆

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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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