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□『ゴーストバスターズ』(2016年版)

□『ゴーストバスターズ』"Ghostbusters" 2016(8/19公開)
 コロンビア大学で素粒子物理学を教えるエリンは、高校時代の友人で心霊研究をしているアビーが、以前冗談で出した心霊現象に関する共著作をネットで販売していることを知る。幽霊の存在を信じていることが大学側にバレたエリンは、クビになってしまう。そこでアビーとエンジニアのホルツマン、ニューヨークの歴史にくわしいパティらとともに幽霊退治の会社「ゴーストバスターズ」を立ち上げる。(監督:ポール・フェイグ 出演:クリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズ、クリス・ヘムズワース、他)



 仕事が大変なので本が読めていないんですけど、映画は家族が予約しちゃうんで、行っちゃうのです……。
 で、リブート版の『ゴーストバスターズ』。1984年版も五年前に再見してます。
 全体的な印象としては、昔のと同じくらい面白かったです。
 キャラクターが女性に変わったからって特に大きな変化は感じず。変わったのは時代そのものだし、変わっていないところもあるだろう。
 旧作を見たのが五年前なので、ちょっと記憶が曖昧なんだけど、ビル・マーレイが演ってた役が割といいかげんというか、いやな性格の奴という印象があったんだけど、今回の女性たちはみんな個性的だけどいやな人はいない。そして、よく見るときれいな人もいるけど、基本おばちゃん(私よりも年下だけど(´ω`;))です。がんばってるおばちゃんたちのお話。
 がんばってるけど、いまいち報われなくて不当な扱いを受けたりもするけど、それでもやりたいことをやる、というお話。
 面白いのは、主人公のエリンが高校生の時にアビーと親友になったきっかけが心霊現象で、それが高じて二人で本を書いて出しちゃったりしてる。でも、エリンからするとそれはもう黒歴史で、いまだに研究しているアビーに対して「そ、そんなこと、もうするわけないじゃん(;゚д゚)!」って態度を取るんだけど、実物の幽霊(変な日本語)を見ると、「やっぱり幽霊はいたんだよーヽ(゚∀゚)ノ!」って絶叫しちゃう。
 なんかこう……若い頃のオタク趣味が中年になって甦る、みたいな気分ですか(´ω`;)? 嫌いになってやめたわけじゃないのなら、それは、もう一度のめり込んだらもう戻れない覚悟で行くしかない道だなあ、と思ったりした。「楽しい」という気持ちを犠牲にして得るものはもちろんあるだろうけど、「趣味」の楽しさは恋愛に近い。焼けぼっくいに火がついた状態ということです。また趣味はさあ、人間じゃないから裏切らないんだよねえ……。
 本国ではなんだか、公開前にいろいろと物議を呼んでしまったらしいけど、出来とは関係ないところで言われているのがちょっとかわいそうだよね。単にネタとして攻撃しやすいから選ばれているみたいなところがあって気の毒だ。昔のと同様に軽く楽しいコメディ映画なのにさー。
 ということで、評価は昔のと変わらずということで(´ω`;)。異様なクリス・ヘムズワース推しはなんなのだろうか。まあ彼はつまり、昔のシガニー・ウィーバーポジションのキャラなので、推さないわけにもいかんのだろうけど。
 シガニーといえば、彼女も今回ちょっとだけ出演してる(ビル・マーレイ、ダン・エイクロイドなども)。そしたら家族が、

「シガニー・ウィーバーがついにおばあさんになった(゚Д゚)!」

 と驚いていた。お歳からすれば、もう充分おばあさんだったんだけど、ようやく外見が追いついたようで──歳のとらなさは、イザベル・アジャーニと拮抗していたね。けど、おばあさんになってもかっこいい。
 あ、あと、今回一番面白かったのは、「住民に警告して」とエリンたちが言っても「パニックになるからダメ」と言うばかりのニューヨーク市長に対して、

『ジョーズ』の市長みたいになってもいいの!?」

 と言うところ。爆笑してしまったけど、アメリカ人はあれだけでどういうことかわかるんだろうな、と思いました。慣用句化しているのか!
(★★★☆)
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    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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