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□『スーサイド・スクワッド』

『スーサイド・スクワッド』"Suicide Squad" 2016(9/10公開)
 米国政府諜報担当の高官アマンダ・ウォラーは、スーパーマンなき後の世界の脅威に立ち向かう戦略として、“タスクフォースX”という特殊部隊を結成させる。メンバーはすべて凶悪な犯罪者たち。彼らは減刑と引き換えに、その部隊へ入らざるをえない。たとえそれが、“決死部隊(スーサイド・スクワッド)”と呼ばれていても。(監督:デヴィッド・エアー 出演:ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ヴィオラ・デイヴィス、カーラ・デルヴィーニュ、他)



 面白かったのですが、割と勢いだけでのしていく話でした(´ω`;)。
 だってよくよく考えれば、作戦失敗(主にウォラーの)の尻拭いをスーサイド・スクワッドたちにさせたお話でね……。ひどい作戦はひどい奴らにさせればいいだろ、という感じです。
 家族が「まるで『ブラックホーク・ダウン』みたいな話だ」と言ってましたけど、あれもナメてかかったら大変なことになった、というお話でね。とにかくあのウォラーおばさんが悪い。
 そして、もう一人のおばさんこと“魔女”エンチャントレスも悪いというか、まあこの人には「悪い」なんて認識はないでしょうけど──とにかく、この二人のおばさんのせいでコトがどんどん大きくなっていくわけですよ(´ω`;)。
 でも、所詮は狂っている人たちを率いていくお話なんですから、ラスボスはもっと狂ってないといけないわけで──この設定は非常に正しい。勢いがあったのはそのせいかも。ウォラーが一番怖く見えたことが、この映画の一番の要か。
 それと何よりも画面を魅力的に華やかにさせていたのはハーレイ・クインですよヽ(゚∀゚)ノ
 かわいくてかわいそうで、セクシーで子供っぽく、強くて弱くて、楽しくて悲しい。多様なキャラを破綻なくまとめて演じるマーゴット・ロビーがすごかった。この人がいるだけで画面が華やぐ。ウィル・スミスもピシッとまとめている感じだったけど、ハーレイ・クインは異物感が際立っていた。
 なのに一服の清涼剤──とは語弊がありますが、私にはそれに近かった。これだけでも見た甲斐あったわ〜。
 評価は彼女にオマケします。キャラ頼りもはなはだしい作りなんだけどねえ(´ω`;)。DCは魅力的な新キャラが女性ばかりなので、もっと男子ががんばるように。

 ちなみに、ラストにハーレイ・クインが刑務所でロマンス小説を読んでるシーンがあって、「えっ、誰のだろう!?」とものすごく気になったのですが、映画館ではわからず──でも、パンフレットにそのシーンの写真があり、表紙と作者名の一部が写っていたので、アメリカのAmazonで探してみました。

"Between the Sheets" Molly O’Keefe

 表紙、まさにこれだった〜。日本ではまだ紹介されていない作家さんらしいですね。ホットな作風のよう。
 内容は、小学生の息子がいることを知ったヒーローが、その子の住む街にやってきて、息子の小学校の美術教師と恋に落ちる、という話らしい──。何か内容的にリンクしてるのかな、と思ったけど、よくわからない。息子の母親が刑務所に入ってる?入ってた?みたいなことがレビューに書いてあったけど、それかな……?
(★★★★)
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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