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●『放蕩者の一途な恋』コニー・メイスン

●『放蕩者の一途な恋』コニー・メイスン(扶桑社ロマンス)
 父親が財産を使い果たし不名誉な死に方をした伯爵令嬢オリヴィアは、貧窮する家族のため、弟の学費のために、不埒な貴族を狙って金品を奪う盗賊をやっていた。その夜の標的は、放蕩者と名高いハザースト侯爵ガブリエル。首尾よく彼から指輪などを奪うが、後日ある舞踏会で再会してしまう。あの時の盗賊とは気づかぬまま、オリヴィアの苦境を知ったガブリエルは、彼女に愛人の提案をする。彼は決して結婚しないと誓いを立てていたからだ。("The Rogue And The Hellion" by Connie Mason, 2002)



 今年の初読書はコニー・メイスン。クリスマスの頃にいくつか衝動買いしたKindle本の一冊です。
 タイトル買いですね。「放蕩者の一途な恋」──大好物な設定。Rogueですよ、Rogue!
 なかなか面白かったですが、すべてがベタだった(´∀ `;)。
 放蕩者で恋をしたことがなく、当然惚れても「肉体に惹かれているだけだ」と自分に言い訳をしながら、ほとんどストーカーのようにヒロイン・オリヴィアにつきまとうヒーローのガブリエル。いろいろ後ろめたいことがあって貧乏だけど、「だからといって愛人なんて(゚Д゚)!」と思って、彼を突っぱねようとしてもうまくいかないオリヴィア。そこに執拗に彼女と結婚したがるパルマーソン卿が割り込み、オリヴィアをさらったりして、結局彼女とガブリエルは結婚せざるを得なくなるけど、いろいろあってその話は流れたり──というベッタベタの展開。最初の方はかなり楽しかったんだけど、だんだんお腹いっぱいになってきた。けっこう長い? Kindleだとよくわかんないんだよね。
 何かっていうとHOTシーンが出てきて、だいぶ読み飛ばしてしまいました(´∀ `;)。二人とも肉欲に流されすぎ。ガブリエルが結婚できない理由も、独りよがりの自信家が陥りやすい、ハーレなどにもよくある自己完結な設定。もうちょっとちゃんと調べろよ、と言いたい。だいたい「自分の代で血筋を絶やさなければ(`;ω;´)」と悲壮な覚悟をしているように見えて、娼婦や人妻には手を出す。「セックスしない」という選択肢はないんか(´ω`;)。確実な避妊方法もヒストリカルだからありゃしません。祖母にまで「そんな避妊法、あてになるか(゚Д゚)ゴルァ!!」とツッコまれているというのに。なかなかの底の浅さです。だから、肝心なところでポカをやらかす。お約束とわかりながらもアホっぽい。
 傲慢でアホなヒーローがおてんばで気の強いヒロインにベタ惚れして、すきあらばエッチなことばっかりしている、というようなお話が好きな方にはおすすめします。大人のロマンス感は少ないけど、まあ……嫌いじゃないのよね、こういうのー。軽くて楽しいですよ。私としてはちょっと読み飛ばしも多く、惜しい読後感が残っちゃったので、評価はこんな感じ。
(★★★☆)
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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

tag : ヒストリカル 扶桑社ロマンス ★★★☆

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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
    ★★★★からがおすすめです。
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