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2017 · 08 · 26 (Sat) 14:35

□『ワンダーウーマン』

『ワンダーウーマン』"Wonder Woman" 2017(8/25公開)
 世界から隔絶された島、セミッシラ。ここには古代より最強の戦士であるアマゾン族が暮らしてきた。ダイアナは女王の娘で、この島唯一のプリンセス。だがある日、女だけのこの島へ、空から男が落ちてきた。その男──連合軍のスパイ、スティーブから第一次大戦に揺れる世界の現状を聞いたダイアナは、平和のために戦おうと島を出る決心をする。(監督:パティ・ジェンキンス 出演:ガル・ガドット、クリス・パイン、ロビン・ライト、ダニー・ヒューストン、デヴィッド・シューリス、エレナ・アナヤ、他)

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の時から待ち望んできたワンダーウーマンの映画ですよ!
『バットマンvs〜』に出た時は現代ですけれど、この作品ではその約100年前、外の世界のことは何も知らないアマゾン戦士のダイアナとして、島の外へ出ていくお話です。
 ガル・ガドット演じるワンダーウーマンが最高でした。ばつぐんの美貌とスタイル、プリンセス(ちなみに外の世界での呼び名は「ダイアナ・プリンス」)然とした誇り高き佇まい、絵になる立ち回りなど、ヴィジュアルが素晴らしいのはもちろん、とにかく純真で、正義と平和のために一直線。スティーブと一緒にロンドンへ行くと、当時の女性に対しての常識というものは理解していませんから、ガンガン前に出て自分の意見を言う。「なんだ、あの女は!」とか言われても、一切聞く耳を持たない。聞かない方が悪いと思い、「恥を知りなさい(#゚Д゚)!」と一喝。
 ──空気読めない子みたいな書き方になっていますけど、バカにされたり甘く見られてもダイアナは誰よりも強いですから、爽快感があります。いろいろと批判された日本の宣伝文句の中に、「実は世間知らずでオトコも恋も知らない天然系女子だった…?」というのがあったんですけど、世間知らずも何も世間などそれまでなかったわけだし、男も恋も知らないことは別にどうでもいい。けど「天然」っていうのだけは、そのとおりだと思いました。その点のかわいらしさももちろんある。っていうか人たらし的だよね。
 だいたいにおいて、世間一般の悪意や傲慢を撒き散らす人に対してもっとも強いのは「天然」な人なのですよ。これは男も女も変わらないけれど、本当に天然な人というのは「周りの雰囲気に流されない人」なんだよね。誰になんと言われようと気にしないというか、その裏にある悪意にだまされることはない。疑うというより、無意識に本質を見分ける能力が高い。その本質から悪意や傲慢な態度が出てくるとわかっているから、判断に迷わない。
 後半に彼女の正体がわかってくるのですけど、そのような「天然」というものが、すなわち彼女の与えられた使命に直結してくるということもわかってくる。そのような目的があって、彼女は生み出されたのだと。
 スティーブ含む諜報員たちとドイツ軍の秘密基地を暴き、本当の「敵」と戦うシーンでかかるテーマ曲に燃えたわ〜(´Д`*)。帰りにサントラを買ってしまいました。エンディングでも再びかかったから、涙出た。単なる最強の戦士から、スーパーヒーローへと変化していく過程を最大に盛り上げます。
 ところであらすじ書いていて思ったけど、「空から男が落ちてきた」ってシチュエーション、本当だったらヒロイン的なイメージだよね……。ダイアナはヒロインであり、ヒーローなんだけど、スティーブはこのとおりにヒロイン的な立場だったな。だって、桁外れに強いんですもの、ワンダーウーマンは。次元違うんだから、ほんとに。人間じゃないしねー。
 テレビドラマの『ワンダーウーマン』は、私の十代の頃の楽しみの一つでした。これのあと、確か洋画劇場もやってて、それを見るのも好きだったなあ──というなつかしさも味わえて、とても満足したのでした。

[9/2追記]
 ラスト──エンドロールで、テーマ曲の主旋律はかからなかったようです(見直してないからはっきりとはわからないけど)。伴奏というか、いわゆるハンス・ジマー系の「ダンダンダダンダン!」というのがずっと流れていたのでした(それでも充分盛り上がった)。
 サントラ、結局『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に入っているワンダーウーマンのテーマをiTunes Storeで買い──さらにこのテーマでエレクトリックチェロを弾いているティナ・グオ版のも買って、ようやく完璧になる、という感じです(´ω`;)。

[9/26追記]
 テーマ曲の主旋律は、エンドロールの直前、本編の最後の最後にかかるらしい、と判明。ちょっとだけみたいだけど。だから、「ラストにかかった」ことには間違いないのであった。
(★★★★☆)
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最終更新日 : 2017-09-26

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