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2017 · 09 · 26 (Tue) 21:02

▼『天国の港』リサ・マリー・ライス

▼『天国の港』リサ・マリー・ライス(扶桑社ロマンス)
 ホープは、イタリアのバーリで、怪我をした親友ケイの代わりに英会話学校の校長を務めている。だが最近、借りている家の周りで不審な出来事が起こっていた。ケイの知り合いでイタリア国家憲兵カラビニエリの本部長フランコ・リベラが彼女の護衛に就くが、ホープはかつてのひどい経験から、警察の人間が苦手だった。("Port Of Paradise" by Lisa Marie Rice, 2016)

 リサマリのイタリアシリーズは、どうもいまいちというか、私と相性があまりよろしくない。
 何しろ、話がなかなか進まないんだよねー(´ω`;)。いや、HOTシーンを期待している人にはこれでいいんだろうけど。
 話としては、ヒロインのホープが借りている家(入院中のケイが元々借りた家)周辺で不審なことが起こって、それがヒーローのフランコが逮捕しようとしているマフィアと関係あるらしいがはっきりとはわからず、フランコが命を狙われたり、ホープが誘拐されたり──という、割とよくある展開。お話としてはとてもシンプルなんだけど、夜になるたび(もちろん夜じゃなくても)二人がイチャイチャする。それが今回、とてもテンポを損ねている気がしました。
 私にとってのリサマリというのは、HOTシーンが多くても、一箇所くらいは必ず印象に残るシーンやエピソードがある、という人なんだけど……今回はそれがなかった(´・ω・`)。アメリカ生まれのホープは、小さい頃からこのイタリアに来るまで苦労の連続だったんだけど、その中身がなかなか胸糞悪くて、ここら辺はリサマリらしいとは思ったけど、とりあえず偉そうだけど優しいフランコやそのマンマに出会ってそれは帳消し、というくらいで終わってて、気分悪くなったこちらはどうしたら(´ω`;)? という……。
 少しは溜飲が下がることを期待したのだが。ほったらかしかいっ。アメリカが舞台だったら、ヒーローが密かに復讐するよなあ、とつい思ってしまった。やっぱり「ちょっとおかしいよ、このヒーロー(´∀ `;)」って思いたい。イタリアヒーローはちょっと物足りない。
 今回は何もオマケするところがないので──となると、評価はこれくらいになっちゃうのね。萌えを上乗せできないとこういうことになるわけか……。
(★★☆)

最終更新日 : 2017-09-26

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