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◆『妖精の子守歌』サンドラ・ブラウン

◆『妖精の子守歌』サンドラ・ブラウン(MIRA文庫)
 最愛の息子を失ったアーデンは、プロテニスプレイヤーのドルーをテレビで見かけた時からある計画を思いつく。妻を失い、失意の中、幼い息子とともに隠遁生活を送っていたドルーに、アーデンは偶然を装って近づく。("A Secret Splendor" by Sandra Brown,1983)



 うーん……。特にけなすところもないんだけど……感動的だし、25年以上前だというのに代理母を扱った意欲的な作品であるし……。
 けどー、どうしてもぉー、ヒロインの意気地のなさがイライラしてたまらない(´д`;)。ヒロイン、自分がヒーローの息子の母親だと──卵子も提供した代理母だと、そのいきさつを正直に言うべきだと思いながらも、言えない。言おうと思っても何だかんだ言い訳して、あるいはヒーローの情熱に流されちゃって言わない。「言えよ、そこで言えよっ」とこっちが何度となく思っても言わない……。お約束の展開になるって見え見えだから、もうとにかくイライライライライライライライラ……。けど、言わない。
 うじうじしてるヒロインって嫌いなんだよね。他に言えない理由があればいいんだけど、単なる意気地なしには共感できない。いや、自分に勇気があるって主張してるんじゃなく、言うストレスの方が言わないストレスよりマシだと思ってるからです。こんな悶々、一刻も早く手放したいとしか思えん。「よく平気だなあ」とイライラしつつも感心するほどだよ(もはやヤケクソ(´∀`;))。
 まあ、ある意味そういうイライラが的確に伝わったわけだから、作品としてはいいんじゃないか、と。私は、私にはっ、読んでて苦痛なお話だったけどね……。うじうじヒロインが大丈夫ならば、きっとすごく感動すると思うわ(やや棒読み)。
(★★)
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tag : コンテンポラリー MIRA文庫 ★★

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    Author:三原 白
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    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
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