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□『海月姫』

□『海月姫』2014(APV)
 鹿児島から上京したクラゲオタクの倉下月海は、天水館というオタク女子ばかりが集まる男子禁制のレトロアパートで暮らしている。ある日、熱帯魚店で誤った飼育をされているクラゲを見つけ、店員に抗議しようとしているところを助けてくれたおしゃれ女子を部屋に泊めるが、実は彼女は、鯉淵蔵之介という女装男子だった。(監督:川村泰祐 出演:能年玲奈、菅田将暉、池内千鶴、太田莉菜、篠原ともえ、馬場園梓、速水もこみち、平泉成、長谷川博己、他)



 仕事の忙しさに加えて、体調が悪くて寝込んだりしておりました……。
 本調子でないながらもなんとか復活。仕事も一段落しました。
 割と元気なんですけど、まだちゃんとしたごはんが食べられない。食事の約束とかも断るしかなく──おいしいものが食べられないって、ほんと悲しいです(´;ω;`)。

 ということで映画『海月姫』です。
 ドラマになる、というニュースを見て、「そういえば映画のキャスティングって絶妙だったなあ。見てないけど」と思い出し、Amazonプライムビデオにあったので見てみました。
 今をときめく菅田将暉が出ていますけど、この段階では私にとってはまだ『仮面ライダーW』のフィリップくんでした。この頃だったらもっとよかったなあ、とキャストを聞いた時思ったのですよね。もっと線が細くて、後ろ姿とかほんとに女の子みたいだった。
 とはいえ、声まではごまかせない……。女装男子だから、別に声まで女性にする必要はないんだけど、みんなが女性とだまされるかというと……「ちょっと声聞きゃ、男だってバレるだろ(´д`;)」という部分はどうしてもある。でも、菅田くんのお芝居はいいと思うし、蔵之介の雰囲気は出ていた。
 能年玲奈の月海は、尼〜ずの時はいいんだけど、メイクしてもあまり変わりがなく──シュウシュウが見分けつかなくなるほどではないなあ……。マンガ特有の女の子のこういう変わりようは、どう実写で表現したらいいのか。すっぴんとメイク時のギャップの激しい人を使うわけにはいかないの? まあ、キャストありきだろうからね……。
 そうですよ、最高によかったのは、シュウシュウこと蔵之介の兄の修役の長谷川博己ですよ! 今見たら、まんま『シン・ゴジラ』の矢口蘭童やんけ(゚Д゚)!(父親である政治家の秘書役だからずっとスーツ姿だし) 明日じゃないですか、『シン・ゴジラ』の地上波放送は。なんというタイミングで見たのか。しかも、父親の政治家役が平泉成なんですよ! 農水大臣ではないですか! いや、海月姫には一つもまったく関係ないけどね!
 シュウシュウ(原作の彼が大好き)がよければいいやって感じで、残りは見ました。
 尼〜ずのキャスティングもよかった。モデルの太田莉菜演じるまややさま、池内千鶴のばんばさん、篠原ともえのジジさま、アジアン馬場園の千絵子さん。だけど、結局誰が誰を演っていてもよくわからない(´ω`;)とも言える。キャラがみんな強いから……。
 あと忘れてはいけないのは、速水もこみちの花森さんね。「よくぞこいつを(・∀・;)!」と思ったものですが、見せ場はあまりなくて残念。まあ、彼は出オチみたいなものですね(´・ω・`)。
 お話は、天水館周辺の再開発により立ち退き問題が出てきて、月海のクラゲイラストに触発された蔵之介が「クラゲドレスを作って、みんなで天水館を買おう!」と持ちかけて──やはり、天水館でのファッションショーまで。お話としては、ここまでが終わりとしてもっともふさわしいところなんだよね。コミックスは読んでますけど、ダラダラと続いていて、どうやって終わらすのか、という危惧が漂う。読者側が「どう終わっても別にいいや」と思う前に終わらせてほしい……。どう終わるにしても、最後まで読みますけどね(´・ω・`)。そして、ドラマも見るけどね(『東京タラレバ娘』は挫折したから、挫折するかもだけど)。
 映画はシュウシュウはよかったし、他のキャストも思ったとおり面白かったんだけど、映画としてはうーん……まあまあってところですかね……。
(★★★)
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    三原 白

    Author:三原 白
    本(主に海外ロマンス小説)の感想と、たまに映画の感想も書きます。ネタバレもありますので、ご注意ください。
    萌え重視であるため、心の狭い感想ばかりです。やや上から目線でもあります。
    評価は★★★★★が満点、★★★が標準点クリア。
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