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2017 · 11 · 15 (Wed) 14:49

◆『汚れなき花嫁』ダイアナ・パーマー

◆『汚れなき花嫁』ダイアナ・パーマー(ハーレクイン)
 上流階級の家に生まれ、父親に進学を反対されていたシェリーは、24歳でようやく大学に入学した。気楽な若い友人たちにも恵まれ、大学生活をエンジョイしていたシェリーは春休みの旅行でフロリダを訪れる。そこで出会ったのは銀行員のフォークナー。彼の息子ベンが溺れているのを助けた時から次第に親密になるが、彼はシェリーを十代の貧乏学生だと思っていた。("Calamity Mom" by Diana Palmer, 1993)
・アンソロジー『ウエディング・ストーリー2004 愛は永遠に』

 読書のリハビリにアンソロジーを読む。
 短くてもいつものダイアナでした。けっこう古めのものだけど。
 若く見えて、なおかつラフな服装をしているヒロインのシェリー。だもんだから、上流階級のお嬢さんとは夢にも思わないヒーローのフォークナー(親が資産家でやはり上流階級)。シェリーは、ベンが父親と自分をくっつけようと12歳ながらもがんばるのにちょっとうんざりしたり、フォークナーを狙う上流階級の女性マリーから見下した態度を取られても全然負けなかったり。
 二人は惹かれ合うけれど、フォークナーに、

「君は若い」
「上流階級で暮らしていくための常識がない」
「結婚は考えてない」


 とクドクド言い訳をされて、

「あ、つまりこいつは、女を信じてないんだな(´・ω・`)」

 と悟り、なんとか一線を越えずに別れようとするシェリー。フォークナーにもちゃんと言う。割とここらを悟れなかったり、ヒーローに言わなかったりするのも多いけど、この作品のお嬢さんははっきりしていました。
 でも最後、大学をどうしたのかがわからない……。あんなに苦労して入ったはずなのに、あっさり辞めたんだろうか? 「早く子供ほしい」とか言ってたし……。辞めるにしろ休学するにしろ、やはりこういうところはお嬢さんだからなのかしら、とモヤモヤ思わなくもなく……。
 まあ、ハーレだし、四半世紀近く前のだから、しょうがないんですけどねー。
(★★★)

最終更新日 : 2017-11-15

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