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2017 · 12 · 31 (Sun) 13:53

□『エルストリー1976 -新たなる希望が生まれた街-』

『エルストリー1976 -新たなる希望が生まれた街-』"Elstree1976" 2015(WOWOW)
 1976年夏、イギリスのエルストリースタジオでとある映画が制作されていた。衛兵やパイロット、異星人として出演したたくさんのエキストラたちは、それがどんな映画になるか、ほとんどわかっていなかった。その映画『スター・ウォーズ』が、40年たっても世界中を熱狂させ続けることも──。(監督:ジョン・スピラ 出演:デヴィッド・プラウズ、ジェレミー・ブロック、パム・ローズ、他)

 今年の更新は、これで最後です。
 2017年も拙ブログにいらしていただき、ありがとうございました。仕事が忙しくて、更新がかなりのんびりペースになっておりますが、来年はもう少しブログに時間が割けるよう、がんばります(`・ω・´)。拍手やコメントなどもたくさんありがとうございました!
 みなさまが、よき新年をお迎えできますように──。

 1976年、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の撮影が行われたイギリス・エルストリースタジオでエキストラとして参加したり、ダース・ベイダーやボバ・フェットの中に入っていた人々の物語。ドキュメンタリーです。
『最後のジェダイ』を見た時、「スター・ウォーズって宗教だよね」ってことを書いたんですけど、熱狂的なファンというのはほとんどそんな感じになっている、というのをこの間ラジオで聞きました
 そういうファンからすれば、「聖典」ともいうべき公開第一作『新たなる希望』にエキストラとはいえ出ているなんて(゚Д゚)! ということになるわけで、セリフのない守衛やパイロット役、顔も出ないストームトルーパーや異星人でもありがたがって、コンベンションとかに呼んじゃう。サインしてもらったり、写真を一緒に撮ったり、当時の話をしてもらって大喜びなんですよね。
 今の売れっ子俳優の中にはこのファンみたいな人もいるので、「ストームトルーパーででもいいから出たい!」と言って、本当に出ちゃう。『フォースの覚醒』のセリフありトルーパー役だったダニエル・クレイグが有名ですけど、『最後のジェダイ』ではトム・ハーディやウィリアム王子、ヘンリー王子らが出ているらしい(どこだかはっきりわかってないけど)。声の出演だけだと、サイモン・ペグやジョセフ・ゴードン=レヴィットなども。
 さすが『スター・ウォーズ』だよね。本当に宗教なんだわ、と思いました。日本だったらなんだろう──でも、ガンダムだってここまでではないよー。規模が全然違うなあ。
 個人的には、彼らが語る当時の撮影の様子が面白かったです。誰もヒットするなんてわかるはずもない、という状況が、妙にワクワクする。エキストラだから、その後の大ヒットで人生が大きく変わるわけではないんだけど、ずっとなんとなく関わっていく(関わらなかった人もいるけど)。「スター・ウォーズに出た人」という明確な事実をファンは特別視というか、「俺もそこにいたかった!」と熱狂するけど、自分たちには恩恵もないし他の仕事と変わらなかったわけで──温度差が大きすぎて、どう受け止めたらいいのか、とずっと戸惑っているように見えたなあ。
 ダース・ベイダーの中の人だったデヴィッド・プラウズにはもう戸惑いはないようだったけど、公式なコンベンションなどには出禁になっているというのがかわいそうだった(´・ω・`)。古い時代だったからなのかもしれないけれど、スター・ウォーズの撮影話だからこそ知られているんだよね。他の作品だったらきっと誰にも知られない。
 とにかく、「スター・ウォーズという宗教」がより実感できるドキュメンタリーでした。スター・ウォーズに興味ないと楽しめないかもだけど(´ω`;)。
(★★★☆)
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最終更新日 : 2017-12-31

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