2018 · 03 · 15 (Thu) 20:25 ✎
■『ベイビー・ドライバー』"Baby Driver" 2017(Blu-ray)
天才的な運転テクニックを持つベイビーは、幼い頃の事故の後遺症である耳鳴りをごまかすため、常に音楽を聞き続けている。強盗犯たちを乗せ、警察から逃れる“仕事”の時もヘッドホンを手放せない。彼はかつて暗黒街の大物であるドクの車を盗み、それを償うためにその“仕事”を続けていた。そして、ついに次の仕事が最後だと言われるが──。(監督:エドガー・ライト 出演:アンセル・エルゴート、ケヴィン・スペイシー、リリー・ジェームズ、ジョン・ハム、ジェイミー・フォックス、他)
天才的な運転テクニックを持つベイビーは、幼い頃の事故の後遺症である耳鳴りをごまかすため、常に音楽を聞き続けている。強盗犯たちを乗せ、警察から逃れる“仕事”の時もヘッドホンを手放せない。彼はかつて暗黒街の大物であるドクの車を盗み、それを償うためにその“仕事”を続けていた。そして、ついに次の仕事が最後だと言われるが──。(監督:エドガー・ライト 出演:アンセル・エルゴート、ケヴィン・スペイシー、リリー・ジェームズ、ジョン・ハム、ジェイミー・フォックス、他)
見終わってすぐにサントラを買ってしまった……。
おそらく流れている曲の歌詞がわかるともっと面白いはずです。見ようかな、と思う人は、ぜひともサントラに入っている分だけでも予習しておくといいと思います。が! おおよそ30曲(本当はもっとあるらしい)もの和訳をすべて憶えるのは、よほどの記憶力がない限り無理──というのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』で(私は)わかってる。ああ、英詞を聞いてすぐにわかる程度の英語力がほしかった……orz
まあ、わからなくても面白かったので、予習なんて必要ないね!(身も蓋もない(´ω`;))
ベイビーの境遇は、不運の連続という感じです。幼い頃に遭った交通事故で両親を亡くし、自分も後遺症に悩まされている。里親のジョーは優しい人だけど、耳と足が不自由で今はベイビーが面倒見ている。あまりにも運転の才能があるが故にやってしまった子供時代の過ちから、ドクに強制的に犯罪の片棒を担がされることになってしまう。
そんなベイビーも好きな女の子ができて、なんとか今の生活から足を洗おうとするんだけど──というお話です。「次が最後の仕事」というフラグが立ったとおり、そう簡単には行かない。
気になるところがないわけじゃない。でもこれって、アクション映画のふりをしたミュージカル映画なんだよね。だから、たとえばケヴィン・スペイシー演じるドクの心変わりが唐突だったりしても、ミュージカル映画だと思えばさほど気にならない。映像と音楽が見事にシンクロしてさえいれば、サイコ野郎が話を引っ掻き回しても、人がバンバン殺されても問題ないのです。見終わってサントラ買わせたんだから、大成功ですよ!
ラストもミュージカル映画らしいラストです(踊ったりはしない)。後味悪かったらどうしよう、とちょっと不安だったけど、そういうことにはならなくてよかったわ(´;ω;`)。
エドガー・ライトって『ショーン・オブ・ザ・デッド』の監督というのは知ってたけど、『アントマン』の脚本も書いてたのね。これらは面白かったけど、寝てしまった『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』の脚本もやってたとは──いや、これは脚本のせいじゃないな、多分(´ω`;)。
そしてベイビー役のアンセル・エルゴートって2013年版『キャリー』でトミー役を演った人だったんか(゚д゚)! ごめんよ、「イケメンじゃない」とか言って。これはウィリアム・カットと比べてってことだから! 私は個性的な俳優さんの方が好きだから! 運動能力も高めだしまだ若いので、これからがちょっと楽しみ。
(★★★★)
おそらく流れている曲の歌詞がわかるともっと面白いはずです。見ようかな、と思う人は、ぜひともサントラに入っている分だけでも予習しておくといいと思います。が! おおよそ30曲(本当はもっとあるらしい)もの和訳をすべて憶えるのは、よほどの記憶力がない限り無理──というのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』で(私は)わかってる。ああ、英詞を聞いてすぐにわかる程度の英語力がほしかった……orz
まあ、わからなくても面白かったので、予習なんて必要ないね!(身も蓋もない(´ω`;))
ベイビーの境遇は、不運の連続という感じです。幼い頃に遭った交通事故で両親を亡くし、自分も後遺症に悩まされている。里親のジョーは優しい人だけど、耳と足が不自由で今はベイビーが面倒見ている。あまりにも運転の才能があるが故にやってしまった子供時代の過ちから、ドクに強制的に犯罪の片棒を担がされることになってしまう。
そんなベイビーも好きな女の子ができて、なんとか今の生活から足を洗おうとするんだけど──というお話です。「次が最後の仕事」というフラグが立ったとおり、そう簡単には行かない。
気になるところがないわけじゃない。でもこれって、アクション映画のふりをしたミュージカル映画なんだよね。だから、たとえばケヴィン・スペイシー演じるドクの心変わりが唐突だったりしても、ミュージカル映画だと思えばさほど気にならない。映像と音楽が見事にシンクロしてさえいれば、サイコ野郎が話を引っ掻き回しても、人がバンバン殺されても問題ないのです。見終わってサントラ買わせたんだから、大成功ですよ!
ラストもミュージカル映画らしいラストです(踊ったりはしない)。後味悪かったらどうしよう、とちょっと不安だったけど、そういうことにはならなくてよかったわ(´;ω;`)。
エドガー・ライトって『ショーン・オブ・ザ・デッド』の監督というのは知ってたけど、『アントマン』の脚本も書いてたのね。これらは面白かったけど、寝てしまった『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』の脚本もやってたとは──いや、これは脚本のせいじゃないな、多分(´ω`;)。
そしてベイビー役のアンセル・エルゴートって2013年版『キャリー』でトミー役を演った人だったんか(゚д゚)! ごめんよ、「イケメンじゃない」とか言って。これはウィリアム・カットと比べてってことだから! 私は個性的な俳優さんの方が好きだから! 運動能力も高めだしまだ若いので、これからがちょっと楽しみ。
(★★★★)
最終更新日 : 2018-04-04