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2009 · 06 · 12 (Fri) 14:37

◆『償いの結婚式』リン・グレアム

◆『償いの結婚式』リン・グレアム(ハーレクイン文庫)
 クリッシーは歳の離れた妹を1人で育てているが、仕事も家もなくし、途方に暮れていた。そんな彼女に手を差し伸べたのは、彼女の家族と数々の因縁がある貴族ブレイズ。彼は、妹をクリッシーの娘だと思ったようだが、彼女は否定しなかった。("Indecent Deception" by Lynne Graham,1994)

 ああ、なんかいい感じのリン・グレアムだったんだけど……お話の展開が速くて、ちょっともったいなかった。ヒーローとヒロインの再会が偶然だった、というのを、もう少し後半に引き込んでもよかったのではないかとか、ヒーローが自分の気持ちを自覚した時期がわかりづらいとか、じゃあ過去にヒロインをどう思っていたのかとか──おいしそうでふくらみそうなネタがたくさんあるのに、ほっぽりっぱなし。いや、話はちゃんとおさまってはいるんで、いいんだけどね。
 いろいろじっくり掘り下げたり、ヒーロー視点があったりとかすると、もっともっともーっとよかったかもぉ~! ヒロインの嘘は何とか許せる範囲だったけど、ほぼ最後までヒーローが意固地で意地悪だったので、もう少し甘さが欲しかったなあ。
(★★★☆)

最終更新日 : -0001-11-30

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